\ ポイント最大47倍! /

家計簿アプリ「Zaim」で散財が無くせる7年分のノウハウとは?

当記事には広告が含まれますが、消費者庁および国民生活センターの情報を参考に、広告ポリシーに基づいて作成しています。

この記事は最終更新日から3年以上が経過しています。

Zaim を本格的に使い始めてから、もう7年が経過しました。

ここまでキチンと使い込んでいる家庭は、恐らく無いはずです。せっかく使い込んだので、アプリの良し悪しやコツを紹介してみます。

Zaim利用画面
\\ クリックタップできる //
目次

Zaimで家計簿を付け始めた経緯

金銭感覚がおかしかった独身時代に これではいかん!と奮起して、Zaimを使い始めました。

Zaim – お金が貯まる人気家計簿(かけいぼ)

始めた当初は入力の煩雑さに絶望して三日坊主に。。。

それから結婚した後、再度奮起して家計簿をつけることにしました。それは自分と妻のおこづかいを決めるため、どこまで我慢しなければならないかを決めるためでした。

本当のところ、嫁の「無印良品のセールだから買わないと!」「安いから沢山買っちゃった」をセーブする苦肉の策だったのはナイショです。。。^^

Zaimを選んだのは、下記2つが理由でITに疎い妻でも辛うじて使って貰えたからでした。

  • iPhoneアプリから利用可能
  • iPhoneのカメラでレシート入力可能

社内システム担当だった頃のITに疎いおっさんに使って貰えない苦労が、まさか家庭でデジャヴしたのは別の話。。。

それから試行錯誤しながら今に至ります。

Zaimが便利なところ

4年間もみっちり使いました。

妻「え!?めんどくさい!」

とクレームを何度も受けながら、何度も改善しようと工夫を重ねた結果、Zaimというサービスの良いところも悪いところも、痛いほどにわかってきたので紹介します。

レシートの読み取り

スマホのカメラでレシート入力できる機能が最高です!

この機能があるから使っていると言っても過言ではありません。我が家の ScanSnap は Zaim が対応しているバージョンではないので、手持ちの iPhone のカメラ頼りです。

気になるのは精度なんですが、けっこう高いと感じています。コンビニやスーパーなど、普及率の高いレジのレシートは明細までキチンと読み込めることが多いです。

もちろん、これはレシートを貰う習慣を付けることが必要不可欠で、自動販売機などレシートを貰えないケースが課題となります。(=よく入力漏れるorz)

自由にカテゴリを変更できる

Zaim を使う上で、支出のカテゴリを自由に変更できる点も大事な要素です。

我が家は匠が効率化厨なのでお小遣い制なので、我が家に合ったカテゴリ分けにしたいと考えました。

それを具体化した我が家の支出カテゴリが下記の通りです。

支出カテゴリ位置付け
おこづかい(夫)個別管理
おこづかい(妻)個別管理
食費共通管理
日用品共通管理
交通費共通管理
住居費共通管理
ローン返済共通管理
光熱費共通管理
通信費共通管理
医療費共通管理
保険費共通管理
レジャー費共通管理
家電・家具共通管理
美容・衣服共通管理
教育・教養共通管理
交際費共通管理
養育費共通管理
寄付共通管理
手数料ほか共通管理
その他共通管理
支出カテゴリ例(筆者 家計例)

それぞれのカテゴリの中で、さらに分析のために細分化しています。

ちなみに、支出カテゴリの変わったところだと「寄付」があります。
最近だと「ふるさと納税」なんか該当して、意外に外せませんよね。

他にもカード会員費やAmazonプライム会員費など、どこに分類すべきか悩ましいところですから、都度支出カテゴリは見直しが必要です。

このカテゴリ分けは凄く重要なポリシーで、家計のPDCAを回す(=見直す)ポイントになります。

そのノウハウについてはこちらをご覧ください。

ちなみに、どういう仕組みか詳しく分からないのですが、カテゴリの自動仕訳の機能もあるようで、独自のカテゴリにも対応してくれます。

ただ、上手くカテゴリ分けしてくれなかったり、一度間違えると次以降ずーっと間違えたままになったりと、もう少し改善の余地があるようです。

繰り返し入力

固定費の入力には、繰り返し入力機能が便利です。自動引き落としや毎月定額のサービスなんかの支払いに最適です。

我が家では10個くらい設定していて、インターネット回線費用の支払いやローン返済などで活用しています。

クレジットカード明細の自動入力

クレジットカードの利用歴から自動的に支出を入力してくれます。

入力漏れが確実に無くなるのもすごく良いのですが、それ以上にレシート入力不要になるのが大きいです。

我が家は、マイル稼ぎのためにクレジットカード/iD に依存徹底した生活を送っているので、かなり重宝しています。

口座設定による連携
口座設定画面

いくつか問題点もありますが、我が家はこの機能を使いたいがために Zaim のプレミアム会員になりました。

Amazon購入履歴の自動入力

先の画像にもある通り、クレジットカード連携と同じように金融機関との接続機能の一部として、Amazonの注文履歴を取り込むことができます。

Amazonヘビーユーザーの我が家は、こちらも入力の漏れ防止&手間低減に、かなり役立っています。

不便なところ・改善して欲しいところ

長く使っていると不便なところや改善して欲しいところがたくさん目につきます。その主なものを少しご紹介したいと思います。たくさん不満があっても使い続けてるのは愛です!

金融機関との連携が弱い

我が家ではクレジットカードとAmazonを連携させているわけですが、とにかく連携が弱いです。

購入から反映されるまでの期間が数日から一週間以上遅れることもあるようで、レシートを見ながら遡って確認することもしばしば。。。せめて連携先毎に連携周期を教えて欲しいところです。

また、クレジットカード利用履歴とAmazon注文履歴それぞれから入力されるため、重複が必ず発生するのもマイナスです。

さらに、クレジットカード連携では利用明細(品目)が入力されなかったり、自動で割り当てられるカテゴリ分けが毎回間違っていても修正できなかったり、とにかく自動入力された内容の修正に時間を取られるのも非常に残念なところです。

この連携機能目当てでプレミアム会員になっているので、この微妙な点が今後も継続するかどうか悩ましいところです。。。

この不満は、現在ではほぼ解消されています。こういった問題が解消されていて、ドンドン利便性が上がって良いですね!

バックアップ・エクスポートが弱い

以前の某ホスティングサービスの会社ではありませんが、クラウドサービスを使っていると、サービスダウン/データ破損のリスクを考えてしまいます。

そのためのバックアップ/エクスポート機能だとは思いますが、今現在はEvernote もしくは PCでWeb版にアクセスしてCSVファイルを都度エクスポートするしかありません。

これは大部分を占めるであろうEvernoteをつかっていないスマホユーザーにとっては痛いところです。せめてDropboxiCloud などのオンラインストレージへのバックアップ出力、できれば定期的に出力できる仕組みにしてくれると、より安心して利用できるのですが。。。

積極的にユーザーが増えそうな目玉機能ではないですが、ぜひお願いしたいところです。

REST API が用意されているので、どうやらプログラムを開発すれば自動化は実現できなくなさそうです。それでもハードルは高いですけどね、一般ユーザーには。

レシート読み取り機能には改善余地あり

レシート読み取りが良くて使い始めたわけですが、贅沢を言えばまだまだ改善して欲しいです。

  • 利用明細(品目)がほとんど読み取れず、文字化けしまくり
  • 合計金額やお釣りを支出品目にカウントしてしまって金額が跳ね上がる
  • 自動カテゴライズ機能で変なカテゴリに割り当てられると、次回以降も間違うようになって変更不能。。。

目玉機能の1つのはずなんで、今後の進化にかなり期待しています。

この難点もだいぶ改善されました。2018年2月時点では、かなりの精度で読み取ってくれるようになりました!自動カテゴライズ機能だけは相変わらずですが。。。

入力データは単純な修正しかできない

上記の通り、自動入力の精度はまだまだ甘いと言わざるを得ません。我が家はその特性を踏まえて適宜データを修正しているのですが、もう少し気の利いた補助機能がほしいです。

その例として、重複データの一括排除機能や著しく大きい金額などの入力ミスの疑いがあるデータの洗い出し機能品目の総額と全体金額との自動調整と言ったところでしょうか。

一つ二つ修正では済まないので、とにかく大量修正しやすい機能が欲しいところです。

分析・レポーティングが弱い

実際のところ、入力するためにZaimを使うわけではなく、振り返ってお金の使い方を修正するために使うわけです。そうすると、集計・分析することが大前提となります。

その割には、年/月/週 単位のカテゴリ別集計、カテゴリ2段階でのドリルダウン、年/週/月 単位での推移表 または 推移グラフでの分析・レポーティング機能、その週の収支総額をメール通知しかZaimにはありません。

これが Zaim の残念なところです。クレームが殺到していてもおかしくない気がするのですが。。。

実際に分析・レポーティングツールとして使おうと思うと、次の機能が絶対欲しくなります。

  • 年/週/月 単位での推移情報などをまとめた詳細レポート
  • 削減可/削減不可の支出を洗い出すための分析機能
  • 次年度予算の提案機能

こういう機能は、今の我が家では Zaim からCSVデータでエクスポートして Excel で集計・分析してますが、データの入力・修正 → 集計 → 分析 → データの修正 → ・・・ を繰り返すのに非常に手間がかかるのが難点です。

これが実装されるなら、もう少しプレミアム会員の費用をもっと払っても良いと思うくらいです。

この不満は、現在では一部解消されています。こういった問題が解消されていて、ドンドン利便性が上がって良いですね!

ここまでお伝えした内容を踏まえつつ、匠が思う「Zaimを使うコツ」をお伝えしたいと思います。

Zaimを上手に使うコツ

我が家が考え出した「Zaim」を上手に使うためのコツは次の3つです。

Zaimは「入力ツール」と割り切る

レシートのカメラ入力 もしくは 金融機関連携 の特性を覚えて、ひたすら入力ツールとして割り切ると良いと思います。

多少の誤入力はあるものと想定して、定期的に修正する作業をチョコチョコやるのもコツです。少しくらい入力漏れが出るものと緩く考える必要があります。

たぶん、Zaim 対応 ScanSnap があると、もっとラクになると思うので、購入を検討しています。

毎分30枚/両面読取/Uターンスキャン・リターンスキャン対応/Wi-Fi搭載 Black
¥33,032 (2025/06/08 11:23時点 | Amazon調べ)
\楽天ポイント最大47倍!本日5の付く日!/
楽天市場で探す ▶

カテゴリは作り直す

標準のカテゴリは主なカテゴリが揃ってる一方、何を是正対象とすべきなのかはよくわかりません

つまり、各家庭ごとの特性を踏まえ、それに合わせたカテゴリ分けと予算配分を行うのがコツとなります。

家計の無駄になりやすいのはどこで、その上限を大きく超えていないか。これをきっちりとチェックしていくことで、無理なく適切な節制ができる家計を維持していくことができるのは間違いありません。

年末年始に締める

少し手間はかかりますが、年末年始に修正を行って、エクセルシートなどで集計作業を行います。

その結果を踏まえて、翌年の予算配分を決めます。こうすることでより最適化できます。

おわりに

色々な似たサービスが出てきていますが、ぜひ Zaim にも負けずに頑張って欲しいところです。長年使ってるが故に、今後もさらなる充実したサービスになることを切に願います。

〜 妻との会話 〜


併せて、コチラの記事もどうぞ。

投稿者アバター
いつもの 匠
ITエンジニア歴18年のガジェット系ブロガー。 Apple製品/スマートフォン/イヤホンなどのガジェットと便利な家電に散財しつつ、3Dプリンタで作った物をSNS投稿するのが趣味。自らが便利だなと感じたことは、誰かにシェアせずにはいられない性格。 このサイトに掲載した情報が少しでもお役に立てば幸い。 (English OK) もっと詳しいプロフィールを見る
いつもの匠
ガジェット研究家
本サイトを運営する、ITエンジニア歴19年のガジェット系ブロガー。Apple製品/スマートフォン/イヤホンなどのガジェットと便利な家電に散財しつつ、3Dプリンタで作った物をSNS投稿するのが趣味。自らが便利だなと感じたことは、誰かにシェアせずにはいられない性格。このサイトに掲載した情報が少しでもお役に立てば幸い。
(English OK)
目次