OPPOは6月19日、約2年ぶりとなるミドルハイクラススマートフォン「OPPO Reno14 5G」を発表しました。7月17日より順次販売を開始します。
OPPO Reno14 5Gは、MediaTekの最新SoC「Dimensity 8350」を搭載し、12GBのRAMと256GBのストレージを備えています。

前世代と比較して処理性能が向上し、AI機能も大幅に強化されています。

OPPO Renoシリーズ全台購入してる いつもの匠です。
ミドルハイモデルがきたー!とテンションが上がっています。
🔧 OPPO Reno14 5G 新機能まとめ


(画像引用:OPPO)
- 最新 OPPO AI 機能(AI消しゴム2.0ほか)
- 3つの高輝度フラッシュライト搭載
- 5,000万画素望遠カメラ(OIS対応) – 3.5倍光学ズーム
- 水中撮影機能 – 深さ2メートル・30分間までケースなしで水中撮影可能
- IP69防塵・防水認証 – 80℃の熱湯噴射にも耐える最高水準の防水性能
- 6,000mAh超大容量バッテリー
- 80W SUPERVOOC™急速充電
- MediaTek Dimensity 8350搭載
- 1.5K解像度ディスプレイ、120Hzリフレッシュレート
- ステレオスピーカー搭載
- Corning® Gorilla® Glass 7i採用
- 航空機用アルミニウム合金フレーム
- ベルベットガラス加工
- マーメイドデザイン
- 4K HDRビデオ録画対応
- AIサウンドフォーカス
- AI Livephoto(AI補正強化版)
- スプラッシュタッチ機能 – 濡れた手でも快適操作
- 手袋モード搭載
📱 詳細スペック一覧
項目 | 仕様 |
---|---|
CPU | MediaTek Dimensity 8350 (最大 3.35GHz) |
RAM/ROM | 12GB (最大24GB相当まで拡張可能) / 256GB |
バッテリー | 6,000mAh (80W SUPERVOOC™/33W PD/PPS) |
ディスプレイ | 6.6インチ 有機EL (1.5K・120Hz) |
カメラ | 広角5,000万画素(OIS) / 望遠5,000万画素(OIS・3.5倍) / 超広角800万画素 |
重量/厚さ | 約187g / 約7.4mm |
防水防塵 | IP68/IP69 (水深2m・30分対応) |
OS | ColorOS 15 (Android™ 15ベース) |
その他 | ステレオスピーカー、 Wi-Fi 6対応、 eSIM対応、 おサイフケータイ非対応 |
📊 モデル比較表(vs OPPO Reno13 A)
項目 | OPPO Reno14 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|
CPU | Dimensity 8350 | Snapdragon 6 Gen 1 |
RAM/ROM | 12GB/256GB | 8GB/128GB |
バッテリー | 6,000mAh(80W) | 5,800mAh(45W) |
ディスプレイ | 6.6インチ(1.5K) | 6.7インチ(FHD+) |
望遠カメラ | 5,000万画素 (3.5倍光学ズーム) | なし (マクロカメラ200万画素) |
重量 | 約187g | 約192g |
水中撮影 | 対応(2m・30分) | 非対応 |
おサイフケータイ | 非対応 | 対応 |
🆕 主な機能の詳細
3つのフラッシュライトで暗闇も美しく撮影
OPPO Reno14 5Gの最大の特徴は、3つの高輝度フラッシュライトの搭載です。従来のスマートフォンでは難しかった暗所での撮影性能が大幅に向上しています。


画像提供:OPPO
カメラシステムは、約5,000万画素の広角カメラ(OIS対応)、約5,000万画素の望遠カメラ(OIS対応・3.5倍光学ズーム)、約800万画素の超広角カメラというトリプルカメラ構成となっています。特に、ミドルハイクラスでは珍しい高画素の望遠カメラを搭載している点が注目されます。
3つのフラッシュライトにより、夜景撮影はもちろん、逆光や明暗差の大きなシーンでも被写体を明るく照らし、ディテールまで鮮明に記録できます。夕陽が沈む時の逆光シーンや、夜の繁華街でのポートレート撮影でも、フラッシュ撮影により街灯の雰囲気を保ちながら鮮やかな写真を撮影できます。
最高水準IP69防水で水中撮影に対応
防塵・防水性能は、IP68および最高水準のIP69を備えています。これにより、深さ2メートル・30分間までの防水に対応し、ケースなしでプールや川などの淡水中での写真・動画撮影が可能です。
IP69認証では、80℃の熱湯噴射にも耐える設計となっており、キャンプやハイキングなどアクティブなアウトドアシーンでも安心して使用できます。さらに、米軍MIL規格の耐衝撃テストもクリアしており、ディスプレイにはCorning® Gorilla® Glass 7i、フレームには航空機用アルミニウム合金を採用し、落下や衝撃から端末を守ります。
水中撮影機能により、シュノーケリングやプールでの思い出も鮮明に記録できるようになりました。
6,000mAh超大容量バッテリーと高速充電
バッテリーは、Renoシリーズ史上最大となる6,000mAhの大容量を搭載しています。薄型のボディながら、内部の部品配置を最適化することで大容量バッテリーの搭載を実現しました。


画像提供:OPPO
充電性能も優れており、80W SUPERVOOC™および33W PD/PPS急速充電に対応。約48分で1%から100%まで充電できます。さらに、4年間使用してもバッテリー容量は80%以上をキープする長寿命設計となっており、長期間バッテリー交換なしで使用できます。
冷却性能も強化されており、超薄くて大型のベイパーチャンバーと航空機にも使用されるグラファイトを搭載。発熱を効果的に抑え、長時間のゲームプレイも快適に行えます。
OPPO AI機能とソフトウェア
OPPO AI写真編集


画像提供:OPPO
OPPO Reno14 5Gは、クラウド型のAIシステムを活用した高精度なAI写真編集機能を搭載しています。
AI機能 | 機能説明 |
---|---|
AI消しゴム | 写真の背景に写り込んだ複数の人物を一度に自動認識・除去 |
AIぼけ除去 | ピンボケや手ブレした写真をシャープに修正 |
AI反射除去 | ガラスの反射を自動で除去 |
AI Studio | 1枚の写真から多彩なパターンの画像を自動生成 |
AI再構成 | ワンタップで魅力的な構図を複数提案 |
AIパーフェクトショット | 目をつぶった写真などを他の写真を参照して修正 |
AIスタイル転送 | 好きな写真の作風を指定して画像を生成 |
特に注目すべきは、AI再構成機能です。写真のトリミング時に、AIが魅力的な構図を複数提案してくれるため、SNS映えする写真を簡単に作成できます。
AIパーフェクトショットでは、集合写真で誰かが目をつぶってしまった場合でも、スマホに保存された他の写真を参照して修正できるため、撮り直しの必要がありません。
AI文章作成サポート
文章作成サポート機能も充実しています。スマートサイドバーから呼び出せるAIツールボックスでは、以下の機能が利用可能です:
- 文章の要約・翻訳機能
- メッセージへの返信文案提案
- 文章の読み上げ機能(語学学習に最適)
- リアルタイム音声翻訳・画面翻訳
- ドキュメント用AIアシスタント
(文章のブラッシュアップ、フォーマル/カジュアル変換)
Googleのかこって検索やGeminiとの連携にも対応しています。特にGeminiは、OPPOのカレンダーアプリや時計アプリとも連携し、音声での予定登録やアラーム設定が可能になりました。
その他のソフトウェア機能
ColorOS 15(Android™ 15ベース)を搭載し、以下の便利機能も利用できます:
- O+ Connect – iPhoneやiPadとの簡単なデータ転送
- トリニティエンジン – アプリデータ圧縮とシステム劣化防止で5年間サクサク動作
- ルミナスレンダリングエンジン – アニメーションの滑らかさと応答性を改善
- AI Livephoto – シャッター後の数秒間の動きと音を高画質で記録
- AIサウンドフォーカス – 動画撮影時のノイズを除去
- アイコンプルダウンジェスチャー – 片手での簡単操作
- 三本指スクリーンショット – 長いWebページも1枚の画像として保存
デザイン・カラーバリエーション
OPPO Reno14 5Gは、約187g、厚さ約7.4mmの薄型軽量ボディを実現し、カラーバリエーションは2色展開です。


- オパールホワイト – ファッショントレンドから着想を得たマーメイドデザイン。まるで人魚のしっぽのような幻想的な虹色の質感が特徴
- ルミナスグリーン – 特殊な加工技術によりカメラ周囲が光を柔らかく反射する幻想的なデザイン
両色ともマットでありながら柔らかい光沢をたたえたベルベットガラス加工で、シルクのような手触りを実現。12層構造からなる繊細かつ精巧なテクスチャは、最も細かい箇所では20ミクロンの高精度で、鮮やかな光と影のコントラストを表現しています。
ディスプレイは6.6インチの有機ELディスプレイ(1.5K解像度・120Hz)を採用しています。画面占有率は93.4%と極細ベゼルを実現。最大輝度1,200nitsで、強い日差しの下でも見やすくなっています。濡れた手でも操作可能なスプラッシュタッチ機能や手袋モードも搭載しています。
競合他社製品との位置づけ
OPPO Reno14 5Gは、ミドルハイクラスの市場において、以下の点で差別化を図っていると筆者は感じました。
- カメラ性能 – 3つのフラッシュライトと高画素望遠カメラにより、暗所撮影性能で他社製品を上回る
- 防水性能 – IP69認証と水中撮影対応は、同価格帯では最高水準
- バッテリー – 6,000mAhの大容量と80W急速充電の組み合わせは競合優位性が高い
- AI機能 – クラウド型AIによる高精度な写真編集機能は、フラッグシップモデルに匹敵
一方で、おサイフケータイ非対応という点では、日本市場での利便性において課題があります。
しかし、約2年ぶりとなるミドルハイクラスの投入により、OPPOは高性能カメラとAI機能を武器に、特にカメラ性能を重視するユーザーや、アウトドアでの使用を想定するユーザーに向けて訴求していく戦略と見られます。



同価格帯のスマホでは、1つ頭を抜けたモデルになってるね。特にバッテリー性能とカメラ性能がヤバい!!
📅 発売スケジュールと販売価格
¥79,800 (税込)



8万円以下で購入できるコスパはヤバい!円安の影響を感じない、高コスパモデルだね!
発売日:2025年7月17日(木)より順次発売
OPPO Reno14 Aは、最新のAI機能と高いカメラ性能、大容量バッテリー、最高水準の防水性能を兼ね備えた、Reno Aシリーズの新たなミドルハイクラスモデルとして登場します。ヘビーユーザーも満足感のある、バランスの取れたミドルハイレンジスマートフォンとして注目を集めそうです。



iPhone16やPixel9を意識してるなと感じたOPPO Reno14 A。半額で手に入るコスパの良さが、OPPOの凄さだなと感じたね。