- iPhone12 miniが不人気な理由とは?
- iPhone12 miniが便利なところを知りたい
- iPhone12 miniって実際使うとどう?
不人気だの、型落ちだの、世間では言いたい放題ですが、iPhone12 mini は高性能な小型iPhoneです。最新iPhoneは高価過ぎるけど、安価なスマホでは役不足。そんな人にとって、今やiPhone12 miniは最高の選択肢の1つです。

iPhone大好きApple信者こと いつもの匠 です。
iPhone12 miniを小型の動画カメラとして常用しています。安価に手に入ってラッキーでしたよ👍
この記事では筆者が実際に使用している筆者の経験から、今iPhone12 miniを選ぶべき理由を紹介します。
この記事を読めばiPhone12 miniを安心して購入できます。もし価格の高さが心配なら、次の記事をチェックしてください。

Apple最小最軽量「iPhone12 mini」
説明不要な人は、こちらをクリック/タップして先に進んでください。
小さく、薄く、軽い、5Gスマートフォン

iPhone12 miniは、Apple社の最小サイズの2020年スマートフォンです。小さい筐体ながら、iPhone12の名前に恥じない高性能なスマートフォンです。
- 5G対応
- A14Bionicチップ(6コアCPU&4コアGPU)
- iPhone史上最高のディスプレイ(発売当時)
- デュアル12MPカメラシステム(広角レンズ&超広角レンズ)
- ナイトモード
- FaceID(顔認証)
- MagSafe対応
- DolbyVision&DolbyAtmos
- ApplePayなど
このスペックは、iPhone15が主流となった2024年であっても見劣りしません。十分現役で使えるコンパクトなスマートフォンです。
長所が少ない不人気モデルという噂
高機能なiPhone12 miniですが、世間では不人気iPhoneと呼ばれていました。その主な理由は以下の3点です。
- バッテリー稼働時間が短い
- 同じくコンパクトな iPhone SE よりも高価
- スペックに個性がない、特別な機能がない など
これらは誤りではありませんが、万人にとって不利益という欠点ではありません。

「売れないから悪いスマホ」というわけでもないんだよね
ただ、やはり不人気だったようで、iPhone14からはminiシリーズがなくなってしまいました。
だからこそ、iPhone13 mini / iPhone12 mini は今後手に入れるのが難しくなるのは確実です。もし手に入れるか迷っている人は、今のうちに手に入れておいた方が良いでしょう。新品はもちろん、中古品も今は狙い目です。
容量 | 新品 | 中古 |
---|---|---|
iPhone12 mini 64GB | 販売無し | イオシス 34,800円 |
iPhone12 mini 128GB | イオシス 35,800円 | |
iPhone12 mini 256GB | イオシス 39,800円 | |
iPhone13 mini 64GB | Yahoo!ショッピング 楽天市場 120,500円 | イオシス 55,800円 |
iPhone13 mini 128GB | – | イオシス 65,800円 |
iPhone13 mini 256GB | Yahoo!ショッピング 219,780円 | イオシス 80,800円 |
※ 税込み、送料込み |
iPhone12 miniを買うべき人は誰?
iPhone12mini は機能バランスが絶妙に良い、小型スマートフォンです。
筆者はiPhone12 miniを選ぶべき人には、次の3パターンがあると考えまています。
- パターンA:高性能な片手スマホが欲しい人
- パターンB:安価で高性能なスマホが欲しい人
- パターンC:小型カメラとしてスマホが欲しい人
iPhone12 miniはストレスなく片手で操作できる強みがあり、価格も劇的に下がっています。また、カメラ機能が優秀という点も魅力です。これらの特徴に合う人にとって最適な端末です。

パターンCとして、中古で購入したよ!
iPhone12miniを選ぶべき7つの理由
では、どうして今人気のないiPhone12miniを買うべきなのか。
その理由は、iPhone12 miniの持つ特徴の組み合わせが唯一無二だからです。執筆時点では、次の特徴がそろったスマートフォンはiPhone12 mini以外にはない状況です。
- 超軽量級の小型スマートフォン
- カメラ性能が良い
- 顔認証対応(FaceID)
- 非接触充電対応(Qi充電)
- マイナンバーカードが読み取れる
- ハイスペック
- 実売価6万円以下で安い
そうは言っても、今や廉価Androidスマートフォンも高性能だったりしますよね。また、iPhoneSE 第2世代もありますから、iPhone12 miniのライバルは多い状況です。そこで、iPhoneSEおよび廉価Androidスマートフォンと比較しながら、iPhone12 miniを選ぶべき理由を説明します。
ちなみに、ここでの廉価Androidスマートフォンは、当サイトでも紹介している下記2機種を想定しています。
小型なのにカメラ性能が良い
iPhoneシリーズの良さの1つに、カメラ品質の良さがあります。これは iPhone12 mini も例外ではなく、下記の通りに高いスペックの高さを誇ります。
・デュアル12MPカメラシステム:超広角、広角カメラ
iPhone 12とiPhone 12 mini 仕様 Apple(日本)
・広角:f/1.6絞り値
・超広角:f/2.4絞り値と120°視野角
・2倍の光学ズームアウト
・最大5倍のデジタルズーム
(略)
ここでの「12MP(メガピクセル)」は1200万画素を意味します。画素数だけであれば、最新スマートフォンに見劣りますが、実際に撮影してみると違いを感じることは少ないです。(カメラに詳しくない人であれば)
同価格帯のスマートフォンと比較してみた場合、こんな感じです。
実際の写真を見ると分かりますが、画質では見劣りする点はありません。

仕様 | iPhone12 mini | iPhoneSE 第3世代 | OPPO Reno9 A |
---|---|---|---|
広角カメラ | 1200万画素 f/1.6絞り値 | 約1200万画素 f/1.8絞り値 | 約4,800万画素 f/2.0絞り値 |
超広角カメラ | 約1200万画素 f/2.4絞り値 画角120° | なし | 約800万画素 f/2.2絞り値 画角120° |
マクロカメラ | なし | なし | 約2,400万画素 |
インカメラ (サブ) | 約1200万画素 f/2.2絞り値 | 約700万画素 f/2.2絞り値 | 約1,600万画素 f/2.4絞り値 |
画面サイズ | 5.4インチ | 4.7インチ | 約6.4インチ |
つまり、小型でもカメラ性能が良いスマートフォンがiPhone12 miniです。筐体とカメラ画質の比較であれば、その差は圧倒的ですね。
コンパクトと軽さが最大の武器
iPhone12 mini 最大の特徴は、小さく軽いのに高性能という点にあります。
後継機種のiPhone13 miniの方がハイスペックですが、実際に利用してみるとあまり違いを感じないでしょう。また、iPhone12miniの小ささは手が小さい人にとって使いやすく、長時間使っていても疲れません。

iPhone12 mini と iPhone13 miniを簡単に比較してみると以下の通り。
スペック | iPhone12 mini | iPhone13 mini |
---|---|---|
画面サイズ | 5.4インチ | 5.4インチ |
重さ | 133g | 140g |
違いが分かるほどではありませんが、iPhone12 miniの方が僅かに軽いことがわかります。そのため、iPhone12mini の方が、より手の小さい人でもストレスフリーに使える機種なのです。筆者の妻も手指が小さいため、iPhone12miniを気に入って使用しています。
iPhone13に迫るハイスペックさ
「iPhoneはなるべく新しい方が良い」と考える人もいるでしょう。しかし、iPhone12 miniとiPhone13 miniの基本スペックの差はほとんどありません。
iPhone13 miniで少し重くなった分、処理性能と動画撮影性能、バッテリー持ちの良さが改善されましたが、大違いというほどではありません。
例えば、処理性能の違いを Antutu Benchmarkでベンチマークスコアで比較してみました。


iPhone12 miniとiPhoneSE2(iPhoneSE 第2世代)では、約13万ptと大きな差が付いています。一方、iPhone13 miniとでは約4万pt程度の差に留まっています。このポイント差を見れば分かる通り、iPhone12 miniの性能は、iPhoneSE2より大きく良く、iPhone13 miniよりは少し悪いと考えて良いです。
このようにiPhone13 miniの処理性能は、iPhone12 miniより少し良いですが、能差よりも価格差が大きいです。これは実売の価格差を見れば明らかです。
容量 | 新品 | 中古 |
---|---|---|
iPhone12 mini 64GB | 販売無し | イオシス 34,800円 |
iPhone12 mini 128GB | イオシス 35,800円 | |
iPhone12 mini 256GB | イオシス 39,800円 | |
iPhone13 mini 64GB | Yahoo!ショッピング 楽天市場 120,500円 | イオシス 55,800円 |
iPhone13 mini 128GB | – | イオシス 65,800円 |
iPhone13 mini 256GB | Yahoo!ショッピング 219,780円 | イオシス 80,800円 |
※ 税込み、送料込み |
新品が欲しいのであれば、迷わず iPhone13 miniを選ぶしかありません。しかし、中古で良いとなると、その価格差は2倍近くあるわけです。この価格差を考慮しても、iPhone12 miniではなく、iPhone13 miniを選ぶ価値を見出すのは難しいでしょう。
つまり、iPhone12 mini(中古)は今や最もコストパフォーマンスに優れた、コンパクトなスマートフォンになったと考えてよいでしょう。
操作不要の認証機能「Face ID」が便利
iPhone12 miniでは、小型スマートフォンながらFace IDを搭載しています。以下の動画の通り、超高速で認証できるのが強みです。
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Face IDとは
Appleが開発した顔認証システムで、使用者の顔を認識して、ロックを開けてくれるセキュリティ機能の1つ。マスクをしていても、顔認証ができるのが強み。

Face ID以外にも、パスワード認証や指紋認証(Touch IDなど)など様々な認証方式があります。しかし、使いこんでみると顔認証が一番便利です。少なくとも自宅で利用している限り、認証を意識しなくてよい利点は大きいです。
以前は「マスクをしていたら、パスワード認証に切り替わって面倒くさい」という弱点もありました。しかし、この弱点はiOS15.4で解消しており、マスクをかけた状態でも素早く顔認証できる特徴が、いまやFace IDの魅力になっています。

通勤電車や人混みの中でも、マスクを外さずにFace IDで認証できるのは良いよね。
今やマスク顔で顔認証ができるようになり、他のスマートフォンの一歩先をいくことになります。なぜなら、廉価AndroidスマートフォンやiPhoneSEには顔認証機能が搭載されていないからです。つまり、顔認証機能を備える小型スマホは iPhone12 miniだけです。
この状況は、最新モデルのiPhone13 miniがもっと安価になると状況が変わります。しかし、実際にはそんな状況にはなっていないため、iPhone12 miniがお得な状態です。
5GとWi-Fi6で高速ワイヤレス通信ができる

iPhone12 miniは、高速データ通信「5G」と無線LAN規格「Wi-Fi6」に対応しています。
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5G(第5世代移動通信システム)とは
最新モバイル通信規格。下り最大2.0~3.4Gbps、上り最大103~183Mbpsで提供される、高速かつ大容量な無線通信システムのこと。2020年より普及期に入った。(参考:Wikipedia)
Wi-Fi 6とは
無線LAN(Wi-Fi)の最新通信規格。6番目のWi-Fi規格「11ax(IEEE 802.11ax)」のこと。最大通信速度は9.6Gbps。2019年より普及し始めたが、まだ通信機材が高価なのが難点。
(参考: かんたん解説 Wi-Fi 6とは? 高速Wi-Fi規格 | バッファロー)
iPhone12 miniとiPhoneSE第3世代、廉価Androidスマートフォンと比較すると、以下の表になります。
通信機能 | iPhone12 mini | iPhoneSE 第3世代 | OPPO Reno9 A |
---|---|---|---|
5G | ○ | ○ | ○ |
Wi-Fi6 | ○ | ○ | ○ |
5GとWi-Fi6対応ですが、今や差別化ポイントになりません。しかし、iPhone12 mini発売当時は先進的な機能となっていました。今後5Gを使えるエリアは拡大していき、近く5Gでの通信が当たり前になります。
そう考えると、iPhone12 miniでも安心して通信できると考えてよいでしょう。
軽量なのに画面が広い
iPhone12 miniとiPhoneSE(第3世代)、OPPO Reno9 Aの画面サイズを比較した結果が以下です。

スペック | iPhone12 mini | iPhoneSE3 | OPPO Reno9 A |
---|---|---|---|
画面サイズ | 5.4インチ | 4インチ | 6.4インチ |
見て明らかに分かるほど、OPPO Reno9 A(参考)、iPhone12 mini、iPhoneSE3の順に画面が広いです。
しかしながら、iPhone12 miniとiPhoneSE3を実測してみると、重さは逆転しています。

いずれもケースを付けたりしていませんが、公式のスペック値よりも重いです。
画面の広さはノッチが薄い分、iPhoneSE(第3世代)よりiPhone12 miniの方が広いです。OPPO Reno9 Aなどの廉価Androidスマートフォンの場合、画面が広いものの大型になってしまいます。そのため、現行の廉価Androidスマートフォンは、表示画面は1インチ以上広い分、数十g以上も重くなる傾向にあります。
つまり、iPhone12 miniは画面が広いのに軽い!という、他の追随を許さない他の魅力があるわけです。
Qi充電&MagSafeが便利
iPhone12 miniは、Qi充電/MagSafe充電に対応しているのが魅力の1つです。
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Qi充電とは
ワイヤレス充電方式の1つで、充電ケーブルを挿すこと無く充電が可能な方式のこと。
MagSafe充電とは
Qi充電器に磁石を加えて、ピタッと貼り付けられるApple社独自の充電方式
このMagSafe充電ですが、今や筆者は無くてはならない機能の1つだと感じています。

これらを使ったことない人からは「ただそれだけ?」と言われそうな機能ですが、これがとにかく便利なんです。何が便利かというと、充電ケーブルがブラブラせず、充電器を固定した場所に配置できるのです。つまり、Qi充電/MagSafe充電が部屋を整頓しやすくするのです。もちろん、充電ケーブルを挿さずに、置くだけで充電できるのは充電の手間が減らせるのも魅力です。
つまり、Qi充電/MagSafe充電は部屋をオシャレに保ちたい人向けの機能です。
ただ、部品のコストが高いせいか、iPhoneSEや廉価AndroidスマートフォンはQi充電/MagSafe未搭載です。そのため、Qi充電/MagSafe充電がiPhone12 miniの大きなアドバンテージとなっています。
まとめ. iPhone12 miniはバランスの良い小型スマホ
下記の条件が揃った小型スマートフォンは、今やiPhone12 miniしかありません。
後継モデルの iPhone13 mini だと、中古価格でも2万円以上効果になってしまいます。冷静に考えると、その差額分の価値があるかは怪しいです。まして、今から新品を購入するのは悪手でしょう。
容量 | 新品 | 中古 |
---|---|---|
iPhone12 mini 64GB | 販売無し | イオシス 34,800円 |
iPhone12 mini 128GB | イオシス 35,800円 | |
iPhone12 mini 256GB | イオシス 39,800円 | |
iPhone13 mini 64GB | Yahoo!ショッピング 楽天市場 120,500円 | イオシス 55,800円 |
iPhone13 mini 128GB | – | イオシス 65,800円 |
iPhone13 mini 256GB | Yahoo!ショッピング 219,780円 | イオシス 80,800円 |
※ 税込み、送料込み |
もしiPhone12シリーズについて、購入検討したいのであれば、以下の記事も併せてチェックしてください。