衝撃的なニュースが飛び込んできました!充電器やモバイルバッテリーで有名なAnkerが手がけていた3Dプリンタ「AnkerMake M5」と「AnkerMake M5C」の販売が無期限で停止されているのです。

(日本サイトではありません)

AnkerMake M5初期ロットユーザーのいつもの匠です。
まじかー!辞めてくれー!いや、辞めないでくれー!💦
しかも、ただ販売が終了しているだけではありません。この状況では、今後すぐに交換パーツの入手が困難になるリスクが高く、海外では大騒ぎになっています。
この問題は筆者を含むAnkerMakeユーザーには、死活問題となってしまいます。
AnkerMake販売終了の経緯と現状
2024年3月、AnkerはAnkerMakeブランドを「EufyMake」という別ブランドに分離すると発表しました。しかし現在、EufyMakeの公式サイトを見ても、フィラメントとアクセサリーしか掲載されておらず、肝心の3Dプリンタ本体は見当たりません。


(日本サイトではありません)
日本のAnker公式サイトではまだプリンタ本体とパーツの在庫は残っていますが、海外ではパーツが手に入りにくい状況がはじまっているそうです。少なくとも海外ではM5/M5Cの新規購入は不可能な状態です。
最も深刻なのはパーツ供給の問題
AnkerMakeユーザーにとって最大の問題は、修理に必要なパーツが手に入らなくなっていることです。特に深刻なのが以下のパーツです:
- ホットエンド(加熱ユニット):フィラメントを溶かして押し出す心臓部。パーツ切れになると致命的。
- エクストルーダー(フィラメント送り機構):フィラメントを送り出す重要パーツ。フルアセンブリが入手不可能になると厳しい。
これらのパーツは3Dプリンタの使用において消耗品的な側面があり、フィラメント詰まりなどのトラブル時には交換が必要になることが多いのが実状です。



パーツが手に入らない=故障したら修理不可能という状況になってるね…
なぜAnkerは3Dプリンタから撤退?
Ankerによると、この状況は「重要部品のサプライチェーン問題」が原因とのこと。必要な部品を安定的に調達できなくなったため、製造・販売を継続できなくなったようです。
実際に、海外の大手メディア「The Verge」や「Tom’s Hardware」でも、このサプライチェーン問題がAnker側の公式な説明として報じられています。



日本のAnkerMakeユーザーには一切連絡が無いよ…
将来的に部品供給が改善されれば販売を再開する可能性もゼロではありませんが、いずれも現時点でAnkerからの明確なアナウンスはありません。
つまり、事実上の撤退と考えて対策を講じる必要があります。
予備パーツの確保を急げ!
AnkerMakeユーザーがやるべきことは、万が一に備えて「予備パーツの確保」です。
1. 現在の在庫状況を確認
- EufyMake公式サイトでまだ購入可能なパーツをチェック
- 特にホットエンドとエクストルーダーは最優先で確保すべき
- 最低でもホットエンド1個は予備として確保
- 可能ならエクストルーダーも入手しておく
2. サードパーティーの在庫確認
- サードパーティーでまだ購入可能なパーツをチェック
- サンステラ3Dモール、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングを確認すべき



とりあえず、サンステラ3Dモールで予備パーツを確保したよ!
4. サードパーティ製パーツの検討
- 互換性のあるパーツを AliExpress などで探す。
- ただし、保証対象外になるリスクはあるが、公式サポートの継続さえ危うい状況というを踏まえて確保を検討する
既存ユーザーへのサポートは?
今現在もメールサポート(support@eufymake.com)は形式的には存在しています。しかし、パーツがなければサポートを受けても修理できないという本末転倒な状況です。
実際に、公式サイトに掲載されていないパーツでも、サポートに問い合わせれば在庫がある可能性はあるものの、ホットエンドやエクストルーダーなどの重要パーツはすでに入手できない状態と報告されています。



海外の話だけど、日本もどうなるか分からないよね
また、ファームウェアアップデートやソフトウェアサポートがいつまで続くかも不透明。長期的な使用を考えているなら、代替機の検討も視野に入れる必要があるでしょう。
改造目的以外では、中古品は避けるべき状況です。



もうこの状況でM5/M5Cの中古品を買うとか
壊れるまでのチキンレースになっちゃうよね
まとめ:時間との勝負
Ankerは2024年3月に「サポートを継続する」と約束していたにもかかわらず、わずか数ヶ月で事実上の撤退状態に陥ってしまいました。
AnkerMakeの3Dプリンタは、高速印刷と使いやすさで一定の評価を得ていただけに、この急転直下の展開は残念でなりません。



我が家の主力としてバリバリ稼働してるんだけど…
しかし、嘆いている時間はありません。
在庫がなくなる前に、必要なパーツを確保することが最優先です。
3Dプリンタは適切にメンテナンスすれば長く使える機械です。今のうちに予備パーツを確保しておけば、あと数年は愛機を使い続けることができるはずです。



とりあえず、ホットエンドとマグネットプレートは確保したよ。それ以外は最悪 自作したり無くても問題無いしね!
AnkerMakeユーザーの皆さん、今すぐ行動を起こしましょう!