2024年7月に発売したシャープの「AQUOS wish4」は、標準価格2万円台とコストパフォーマンスに優れた人気Androidスマートフォンです。大型ディスプレイ、大容量バッテリー、高画質カメラなどのスペックが向上し、高機能な格安スマートフォンへと進化を遂げました。

AQUOS wish4を愛用している、いつもの匠です。
AQUOS wish4を購入してから数カ月。満足できる機能もあれば、使いづらさを感じる点もありました。
本記事では、筆者が使い込んで分かったAQUOS wish4の実力を詳しく解説します。この記事を読めば、AQUOS wish4は購入すべきスマートフォンかを判断できます。AQUOS wish4の疑問や不明点を解消するためにも、ぜひ最後までご覧ください。
AQUOS wish4を最安値で購入したいなら、以下の記事も併せてチェックしてください。


AQUOS wish4 レビュー|新機能をチェック


まずは、AQUOS wish4 新機能のレビュー結果を紹介します。AQUOS wish4は、前モデルからデザイン・機能の両面で大きく進化しています。前モデルとの比較も交えながら解説していますので、ぜひチェックしてください。
AQUOS wish4の詳しいスペック表(クリックタップで開く)
項目 | AQUOS wish4 |
---|---|
サイズ・重量(約) | 167×76×8.8mm 190g |
内蔵メモリ | ROM 64GB RAM 4GB |
カラー | Blue、White、Black、Pink |
ディスプレイ | 約6.6インチ リフレッシュレート 最大90Hz |
解像度 | HD+(720× 1,612) |
メインカメラ | 約5,010万画素 CMOS F値/1.8 |
インカメラ | 約800万画素 CMOS F値/2.0 |
バッテリー | 5,000mAh |
防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X |
生体認証 | 顔認証(マスク対応)/指紋認証 |
接続端子 | USB Type-C |
OS(発売開始時) | Android™ 14 |
新機能1. 衝撃に強い頑丈ボディ
AQUOS wish4の筐体は、強化ガラスが施された「ディスプレイ」・強度が増した「背面」が大きな特徴です。



落下試験の様子は、以下の動画でチェック!試験では、26方向から落としているけど、なかなか割れないのがAQUOS wish4の凄さだよ!
数多くの落下試験により、コンクリートに落としても割れにくい事実が実証されています。前モデルに比べ耐水性能も向上しました。
項目 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 |
---|---|---|
防水/防塵 | IPX5/IPX8 IP6X | IPX5/IPX7 IP6X |
MIL規格 | 顔認証(マスク対応)/指紋認証 | MIL-STD-810H準拠 耐衝撃(落下)など全18項目 |
AQUOS wish4を、カバンに入れたりポケットに入れたりしながら1ヶ月程使用しましたが、傷や汚れは目立ちません。以下の写真のように、傷がつきやすいディスプレイや四隅の角、カメラレンズもきれいな状態です。



筆者はスマホをよく落としてしまうから、AQUOS wish4の頑丈さは気に入っているよ!
新機能2. 5,000mAhの長持ちバッテリー
AQUOS wish4は、前モデルから約1,300mAh増加した5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。日常的なネット利用であれば、朝から夜まで安心して使えます。さらにバッテリー容量が増えているにも関わらず、充電時間は130分と前モデルと同じです。



前モデルに比べ、充電効率がアップしているよ!
項目 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 |
---|---|---|
バッテリー | 5,000mAh | 3,730mAh |
充電時間 | 130分 | |
接続端子 | USB Type-C |
AQUOS wish4のバッテリー性能については、後述の「バッテリー性能、充電性能が向上!電池切れのストレスを解消できる」で詳しく解説します。


新機能3. 6.6インチの大型ディスプレイ
AQUOS wish4は、AQUOS wishシリーズ初となる6.6インチの大型ディスプレイを搭載しています。画面が見やすくなり、動画の視聴やゲームプレイ時の臨場感もアップしました。


項目 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 |
---|---|---|
ディスプレイ | 約6.6インチ リフレッシュレート 90Hz | 約5.7インチ リフレッシュレート 60Hz |
解像度 | HD+(720× 1,612) | HD+(720× 1,520) |
さらにリフレッシュレートも最大90Hzと、従来モデルよりもアップしています。動画やゲームなど激しい動きの映像を、より滑らかに違和感なく楽しめます。ただし動きが少ないゲームであれば、前モデルからの大きな変化は感じられないかもしれません。



コンパクトサイズが特徴的だった、AQUOS wishシリーズ。コンパクトサイズが好みの人にとっては、残念かもね。
新機能4. 5,010万画素のメインカメラ・800万画素のインカメラ
AQUOS wish4は、これまでのAQUOS wishシリーズにはなかった高画質カメラを搭載しています。メインカメラは5,010万画素と、前モデルの約4倍の画素数を誇ります。インカメラも、800万画素と300万画素もアップしました。
高画質の写真撮影に加え、画質エンジンの性能も向上しています。前モデルと比較すると、暗所でもより明るくきれいに撮影できます。以下は、ほぼ同じ角度で街中の夜景を撮影した写真です。見比べると、AQUOS wish4のほうがノイズが少なく、明るく鮮明に撮れています。



確かに、AQUOS wish4は前モデルより暗所撮影の性能は良くなったけど、極端に暗い場所だと画質が劣化してしまうのは残念だね・・・。
AQUOS wish4のカメラ性能については、以下の記事で詳しく解説しています。


AQUOS wish4 レビュー|注意!チップセットはイマイチ…
AQUOS wish4のチップセットはDimensity® 700と、AQUOS wish3からの変更はありません。AQUOS wish2はDimensity® 700に比べて、性能が高めのSnapdragon 695を搭載しています。
そのため、AQUOS wish4は、2世代前のAQUOS wish2に比べ、わずかながら処理性能は低めです。日常的な使用では気にならないものの、実質「AQUOS wish2からのダウングレード」といえます。
SoCとは?(クリックタップで開く)
SoCとは、「System on Chip」の略で、複数の機能をひとつのチップ上に統合した半導体デバイスのことを指します。SoCには、CPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、メモリ、ストレージインターフェース、無線通信機能などが含まれます。
項目 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 | AQUOS wish2 |
---|---|---|---|
CPU | MediaTek ™ Dimensity® 700 | MediaTek ™ Dimensity® 700 | Snapdragon® 695 |
内部ストレージ | 64GB | ||
外部ストレージ | 4GB |



AQUOS wish4は、AQUOS wish3と同等の処理性能なのは残念・・・。ただカメラやバッテリーなど、基本性能が向上している点は高評価だよ!
AQUOS wish4の詳しい処理性能については、以下の記事も併せて参考にしてください。


AQUOS wish4 レビュー|ディスプレイやサイズなど基本性能をチェック


AQUOS wish4の基本性能を、検証結果を交えながら詳しく解説します。実際に使用して分かったメリット・デメリットも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
チェック1.質感とカメラユニットが上品な筐体デザイン
AQUOS wish4は、miyake design監修のシンプルで上品なデザインが特徴です。


AQUOS wish4のボディは、以下の写真でいずれも詳しく確認できます。












(クリック/タップすると拡大)
さらりとした手触りと、落ち着きのあるくすみカラーで、男女問わず使いやすい仕上がりです。
カメラユニットは出っ張りがなく、机や台などの平面に置いても安定します。カメラレンズ周りに傷がつきにくい点も、高評価です。





AQUOS wish4のカメラの出っ張りが少ない点は、筆者のお気に入りポイント!机に置いた状態で操作しても、カタカタせずに安定するよ!
チェック2.液晶ディスプレイは解像度が低め・・・だが気にはならない!?
AQUOS wish4は、HD+液晶ディスプレイを採用しています。明るさを最大にすれば、逆光でも問題なく使えます。以下は、秋空の逆光でディスプレイの見やすさを検証した写真です。写真では少しわかりづらいですが、肉眼で見る分には見づらさを感じませんでした。
最近では、より鮮明で色鮮やかなフルHDの有機ELディスプレイが主流です。OPPO Reno 11Aやmoto edge 40 neoなど、同時期に発売されたエントリーモデルにも有機ELディスプレイが搭載されています。
液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの違いとは?(クリックタップで開く)
液晶ディスプレイは、液晶分子を使用して光を制御する点が特徴です。液晶ディスプレイはコスト効率が高く、一般的な用途で広く使用されています。
有機ELディスプレイは有機化合物を使用した自発光技術で、ディスプレイ自ら光を放つためバックライトは不要です。優れた色再現性とコントラスト比を持つため、高品質な映像体験を楽しめます。
項目 | AQUOS wish4 | OPPO Reno 11A | moto edge 40 neo |
---|---|---|---|
標準価格(税込み) | 22,000円 | 48,800円 | 54,800円 |
サイズ | 6.6インチ | 6.7インチ | 6.55インチ |
種類 | 液晶ディスプレイ | 有機ELディスプレイ | |
解像度 | HD+(720 × 1,612) | FHD+(2,412 × 1,080) | FHD+(2,400 × 1,080) |



有機ELを搭載すると、標準価格がアップ!AQUOS wish4の液晶ディスプレイ採用は、コストパフォーマンスを重視した結果なのかもしれないね。
今回は、液晶ディスプレイ搭載のAQUOS wish4と、有機ELディスプレイ搭載のGoogle Pixel 7を使って、ディスプレイ性能の比較を行いました。
ディスプレイ比較の前提条件
- ディスプレイの明るさは、最大値で設定
- YouTubeの黒色画面の動画と、白色の動画を再生
- 両機種を並べた状態で動画再生を実施
以下は、AQUOS wish4とGoogle Pixel 7aで、黒色画面と白色画面が続く動画を再生した写真です。AQUOS wish4は、少しくすみがかっているように見えます。Google Pixel 7aの方が、黒と白の発色がきれいです。



AQUOS wish4は、黒と白の色表現が苦手な液晶ディスプレイを採用している・・・。ディスプレイにこだわりがなければ、気にならないけどね。
チェック3.片手操作は厳しいサイズと重量
6.6インチの大型ディスプレイと大容量バッテリーの搭載により、AQUOS wish4のサイズと重量は前モデルよりもアップしています。




項目 | AQUOS wish4 | AQUOS wish3 |
---|---|---|
サイズ・重量(約) | 167×76×8.8mm 190g | 147×70×8.9mm 161g |
ディスプレイ | 約6.6インチ リフレッシュレート 90Hz | 約5.7インチ リフレッシュレート 60Hz |



筆者は一般的な成人男性の手の大きさだけど、実際に使ってみたらサイズや重さは気にならなかったよ!
片手で持つとやや重めですが、横幅はスリムで手に収まりやすく、操作に支障は感じません。縦に長いデザインのため、手が小さい方は画面上部の操作が厳しい可能性があります。



女性や小さいお子さんだと、片手操作は難しいかも・・・。スマホリングや肩がけストラップなど、アクセサリで工夫すれば問題ないけどね!
チェック4.処理性能は価格なり…
AQUOS wish4はベンチマークスコアは低めですが、標準価格2万円代の格安スマホとしては妥当です。AQUOS wish4のベンチマークを計測した結果は、以下を参考にしてください。




AQUOS wish4の処理性能はiPhone 8やiPhone Xと同等であり、グラフィックなど高負荷なゲームプレイはストレスを感じてしまうレベルです。ただしカメラやバッテリーなど、AQUOS wish4は基本スペックが大きく進化しています。基本スペックと価格を重視するなら、申し分ないスマートフォンです。
AQUOS wish4で高負荷なゲームアプリ「原神」をプレイした検証結果を、「チェック5.処理性能が必要なゲームは最低画質でのプレイを推奨」で紹介しています。なお、AQUOS wish4の処理性能については、以下の表をご覧ください。
項目 | 詳細 |
---|---|
OS | Android™ 14 |
CPU | MediaTek ™ Dimensity® 700 |
GPU | ARM Mali-G57 MC2 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |



ベンチマークスコアが低い点は格安スマホならではのデメリットだけど、電話やSNSなどの基本操作メインで使うなら問題ないよ!
チェック5.高負荷ゲームのプレイはギリギリ
前述の通り、AQUOS wish4の処理性能は高くありません。標準価格2万円代の格安スマホとして、妥当なレベルと考えるべきです。そのため、高負荷なゲームをプレイする際は最低画質の設定をおすすめします。
4万円代のエントリーモデル〜ミドルモデルと比較すると、グラフィック性能やフレームレートは劣ります。処理性能が必要なゲームを高画質でストレスなく楽しみたいなら、他のAndroidスマートフォンをおすすめします。
項目 | AQUOS wish4 | OPPO Reno 11A |
---|---|---|
標準価格(税込み) | 22,000円 | 48,800円 |
CPU | MediaTek ™ Dimensity® 700 | MediaTek Dimensity 7050 |
GPU | ARM Mali-G57 MC2 | ARM Mali-G68 MC4 |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64GB | 128GB |
筆者がAQUOS wish4でゲームアプリ「原神」をプレイした結果を、以下の動画で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。



エントリーモデルでは、これ以上の処理性能は限界なのかもしれないね・・・。とはいえ、ポケモンGoとか、パズルゲームとか、一般的なゲームでは何も問題は無いよ。


チェック6.バッテリー性能と充電性能アップでストレス改善
AQUOS wish4のバッテリー容量は5,000mAhと、前モデルから約1.3倍も増加しました。バッテリー容量が増えたにも関わらず、充電時間は前モデルと変わりません。つまり、充電性能もアップしているといえます。
AQUOS wish4のバッテリー性能を検証した結果、稼働時間と充電時間は以下の結果となりました。
検証内容 | 検証結果 |
---|---|
バッテリー駆動時間 (YouTube 連続再生) | 7時間14分 |
通常充電(65W) | 3時間02分 |
急速充電(67W) | 2時間34分 |



サイト閲覧やSNSなどをメインに使ってみたけど、2日間も電池切れせずに使えたよ!
AQUOS wish4のバッテリー性能、検証の前提条件については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。


AQUOS wish4 レビュー|大きく進化したカメラ性能をチェック
AQUOS wish4は、カメラ性能が大幅に向上しています。5,010万画素の広角カメラは、エントリーモデルの中でもトップクラスの高画素です。




カメラ仕様 | アウトカメラ | インカメラ |
---|---|---|
画素数 | 約5,010万画素 (F値/1.8) | 約800万画素 (F値/2.0) |
ズーム | 最大約8.0倍/デジタルズーム |
前モデルから引き続き、「AIオート」機能を搭載しています。AIオートは、撮影シーンや被写体に合わせて適切なモードに切替える機能です。カメラを構えてシャッターを切るだけで、美しい写真が撮影できます。


AQUOS wish4のカメラは、明るい場所での風景撮影が得意です。以下の作例のように、色合い良く鮮明な写真が撮れます。
暗所撮影では、画質が粗く鮮明さに欠ける仕上がりでした。作例2のように明るさが少ない場所では、ノイズが目立ちます。看板の光で白とびが発生しているほか、陰になっている箇所も黒く潰れています。
オートナイトモードをONにすると、暗所でも明るく撮影できます。以下は、通常モードとナイトモードの比較写真です。ナイトモードで撮影した写真のほうがノイズが低減され、明るく色鮮やかに撮れています。ただし、風景写真のようにくっきり鮮明とまではいかない印象です。したがって、AQUOS wish4は暗所撮影が苦手といえます。



暗所撮影は記録用として考えたほうが無難・・・。でも、AIオートは便利!カメラ撮影を、気軽に楽しめるよ!
その他の作例や、詳しい検証結果は以下の記事を参照してください。


AQUOS wish4 レビュー|スペック不足は否めない!短所をチェック


筆者が実際に使ってみた結果、AQUOS wish4の短所は以下の3つだと感じました。
短所1. 処理性能が低く、ゲームプレイ中の遅延やカクつきの多さに不満!
「チェック4.ベンチマークは価格と使いやすさを重視した処理性能!前モデルとのスペック比較も紹介」でも解説した通り、AQUOS wish4の処理スペックは低めです。高グラフィックのゲームでは、遅延やカクつきが生じます。
低画質に設定すると、遅延はほぼ感じられませんでした。AQUOS wish4でストレスなくゲームプレイするなら、低画質でのプレイがおすすめです。
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 約6.6インチ リフレッシュレート 最大90Hz |
OS | Android™ 14 |
CPU | MediaTek ™ Dimensity® 700 |
GPU | ARM Mali-G57 MC2 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
AQUOS wish4は本体ストレージが少ないため、空き容量が少なくなると動作が重くなる点がデメリットです。そのため、容量を多く使うゲームアプリを使いたいならおすすめできません。



簡単なパズルゲームなら、問題なく遊べたよ!


短所2. 苦手な暗所撮影では画質の粗さが顕著!
AQUOS wish4のカメラは明所撮影が得意な反面、暗所撮影では画質の劣化が激しく実用的ではありません。以下は、AQUOS wish4と、エントリーモデル~ミドルモデルのOPPO Reno 11Aの暗所撮影を比較した写真です。AQUOS wish4で撮影した写真では、全体的にノイズが発生し、ざらついている印象です。
またメインカメラは広角のみで、カメラ構成がシンプルです。マクロ撮影や望遠撮影において、被写体の輪郭がぼやけてしまう点にもデメリットを感じました。
以下は、AQUOS wish4で撮影したマクロ写真です。作例1のような明るい環境では、花の鮮やかな色味や細かい輪郭をしっかり捉えています。一方、作例2はやや明るさが少ない環境です。花の中心部が、ぼやけているように見えます。
以下は、AQUOS wish4でズーム撮影した風景写真です。AQUOS wish4は、光学ズーム可能な望遠カメラは搭載していません。検証では0.5~2倍のズーム撮影を行いましたが、ズーム2倍となると被写体の輪郭が滲み、立体感がない印象を受けました。
AQUOS wish4のインカメラは800万画素にアップしましたが、実際に撮影してみると解像感が低いように感じられました。以下は、AQUOS wish4のインカメラで撮影した写真です。被写体の輪郭がぼやけているほか、背景の日陰が黒く潰れています。ただしスマートフォンの画面で見る分には、問題なくきれいです。



撮影環境が限られてしまうのが、残念・・・。カメラ設定もシンプルで、細かい調整もできないよ。


短所3. 解像感は気にならないが、液晶ディスプレイの発色が悪い


AQUOS wish4は、HD+液晶ディスプレイを採用しているため、黒の色表現が苦手です。白も、黄みがかった色味で表示されます。筆者は、動画視聴やゲームプレイ時の発色が気になりました。



普段使う分には気にならないけど、発色が悪いと安っぽく感じるんだよね・・・。
AQUOS wish4 レビュー|口コミでは「ボディの頑丈さ」と「バッテリー持ちの良さ」の評判が良い


AQUOS wish4を利用しているユーザーに、アンケートを募集しました。その結果、約95%のAQUOS wish4ユーザーが、「満足している」と回答しています。
以下で募集したアンケート結果をもとに、執筆しています。
※実際に使っていない人を排除するために搭載されていない機能も選択肢に入っています


この評価を裏付ける、AQUOS wish4の満足している機能のアンケートを実施しました。アンケートの結果、「ボディの頑丈さ」に満足しているユーザーがもっとも多く、全体の1/4を占めています。その他の詳しいアンケート結果は、以下の通りです。





頑丈ボディや、バッテリー持ちの良さが高評価!AQUOS wish4の新機能は、ユーザーの希望を叶えた結果なのかもしれないね。
アンケート結果から、いくつかの象徴的な意見を抜粋してご紹介します。AQUOS wish4ユーザーのリアルな感想を、チェックしましょう。



一度落としたことがあるのですが、どこにも傷がついていなかったので、その点はすごいと思いました。



満充電にすれば普段使いなら2日は十分にバッテリーが持ってくれますし、これだけ画面が大きくて充電の持ちがいいのは満足でした。



やっぱり値段相応でRAMが4GしかないのでゲームやSNSをしていると、スペック不足は否めないです。普段使いならいいけど、ヘビーユーザーには向かないと思いました。



画質があまり高くないので、どうしても屋外など太陽の下では画面が見えにくいですし、カメラ機能にもカスタマイズ性がないので、マニュアルで撮影出来ないのはイマイチでした。
アンケート調査の詳しい結果は、以下の記事で詳しく解説しています。不満やデメリットに感じる口コミも掲載していますので、ぜひご覧ください。


AQUOS wish4レビュー|おすすめしたい人・おすすめではない人


筆者がAQUOS wish4を常用した経験から、おすすめしたい人・おすすめではない人の特徴を紹介します。
- コストパフォーマンスが良いスマートフォンを探している人
- 操作が簡単で、長持ちするスマートフォンが欲しい人
- バッテリー持ちを重視したいライトユーザー
- 手が小さくてコンパクトなスマートフォンが欲しい人
- スマートフォンでの写真や動画の撮影を重視したい人
- 人気の高負荷ゲームを快適にプレイしたい人



見た目のデザイン重視で選んでも、ハズレではないよ!
ちなみに、シャープは日本企業ではありますが、台湾の鴻海精密工業(フォックスコングループ)の子会社でもあります。そのため、「中華スマホは嫌だからシャープで!」という選択は微妙かもしれません…
AQUOS wish4は強み・弱みがはっきりしている!コストパフォーマンスの良さはトップクラス
この記事では、AQUOS wish4を詳しくレビューした結果を紹介しました。全体の評価をひと言でまとめると、AQUOS wish4はエントリーモデルのなかでも、性能と価格のバランスがとれたスマートフォンです。
以下に長所・短所をまとめました。


- 落としても割れない頑丈ボディで安心
- 大容量バッテリー搭載で電池切れの心配不要
- 標準価格2万円でコストパフォーマンスが良い
- 処理性能は低めで高負荷なゲームは無理
- 高解像度になったカメラでも暗所撮影などは不得意
- 液晶ディスプレイ採用で黒と白の発色が弱い
ハードユーザーにとって、AQUOS wish4の処理性能やカメラ性能の低さは、ストレスを感じる可能性が高いです。 一方、AQUOS wish4の長所は、ライトユーザーなら満足できるものばかりでした。
価格や操作性をとにかく重視するなら、AQUOS wish4がおすすめです。



大画面だから、タブレットが欲しいお子さんにプレゼントするのもいいかも!老眼が始まる年代にもおすすめできる、スマートフォンだよ。
AQUOS wish4を安く買う方法【6月10日更新】
AQUOS wish4は、標準価格2万円代とリーズナブルな価格です。しかし、もっと格安で買いたいのであれば、以下の最安値表をチェックしましょう。
販売種別 | 価格 | |
---|---|---|
キャリア 新規購入 ※1 ※2 |
ワイモバイル 3,980 円 シンプルM/Lプラン対象 |
|
キャリア 乗り換え(MNP) ※1 ※2 |
ワイモバイル 1 円 シンプルM/Lプラン対象 |
|
ショッピングサイト 新品※1 |
楽天市場 10,980 円 |
|
ショッピングサイト 中古品※1 |
イオシス 14,800 円 |
|
(更新日時:2025/06/09 06:00) ※1 税込み、送料込み、ポイント還元別(イオシスは送料別) ※2 プラン別 |
上記の価格はいずれも送料込み、税込み、通信プラン費用除いた価格となります。また、この最安値には還元ポイントなど各ショッピングサイトの固有条件は含みません。



還元ポイント/クーポン利用/タイムセールを考慮すると、もっとお得になるケースはよくあるよね。
最安値は定期更新していますが、価格は時間単位で変動します。そのため、上記に掲載した価格が正確で無いことがありますが、ご了承ください。
この他に安く購入する方法は、以下の記事をチェックしてください。



