iPhone13は評判が悪い？使うと分かる、買ってはいけない５つの理由とは

iPhone13は、高性能チップと新しいカメラ機能を搭載した人気モデルです。2023年にiPhone 15シリーズが発売されたことにより、型落ちモデルとなり価格が安くなりつつあります。

iPhone13の価格が下がり、新しいiPhoneが欲しいと考えている方も多いのではないでしょうか。一方で、iPhone13の評判や新型モデルとの違いが気になるという方も少なくないでしょう。

この記事では、iPhone13を今さら買ってはいけない5つの理由について、2024年時点の情報をもとに詳しく解説します。最後まで読めば、iPhone13を買うべきか、それとも最新モデルを購入すべきかどうかを判断できるでしょう。

本記事では、iPhone13が自分に適しているかを判断できるよう、必要不可欠な情報を紹介します。これからiPhone13の購入を検討するなら、注意点として参考にしてください

iPhone13の評判が悪い理由1．iPhone12からのマイナーアップデート

iPhone13は、性能やデザインで目立った進化がないモデルでした。iPhone13はiPhone 12とほぼ同等のスックであり、明らかなマイナーアップデートに留まりました。というのも、iPhone13の主な変更点は以下４点のみしか無かったからです。

iPhone13のカメラ機能から、動画撮影時に背景をぼかせるシネマティックモードが追加されました。しかし、画素数やF値はほぼ同じでしから、プライベートでカメラ機能を利用する分には大きな違いは感じられないでしょう。

また、ディスプレイの大きさは6.1インチ、ピクセル解像度は2,532 x 1,170です。これはiPhone13も iPhone 12も同じです。カラーのラインナップは異なるものの、どちらもフラットエッジデザインを採用しており、デザインもほぼ同じです。あまり代り映えのしない仕様のため、新鮮味を感じにくいでしょう。

iPhone13の評判が悪い理由2．カメラの手ぶれ補正が弱い

iPhone13の手ぶれ補正性能が弱い点も、評判が悪い原因です。

iPhone 12 Pro MAXで搭載されていた、センサーシフト光学式手ぶれ補正がiPhone13全モデルに採用されました。この進化によって、発売当初は高い注目を集めました。しかし、iPhone 14以降では、さらにアクションカメラ並みの手ぶれ補正性能を実現するアクションモードが実装されています。

• 参考：アクションカメラモード 【iPhone14 Proレビュー】

さらに、Pixel 8シリーズなどの最新スマートフォンには、AI技術による手ぶれ補正が実装されている現状があります。

このような現在では、iPhone13の手ぶれ補正性能が弱いと感じる状況になってしまったわけです。

iPhone13の評判が悪い理由3．充電速度は遅い

昨今のiPhone/Androidの新型モデルに比べると、iPhone13は充電速度が遅いです。iPhone13の公式スペックでは、20Wアダプタ（別売）を使用すれば30分で最大50%の充電できますから、著しく弱いわけではありません。

しかし、最近の格安スマホでさえ、iPhone13より急速充電に優れたモデルが主流になってます。例えば、motorola edge 50 pro は最短19分、OPPO Reno11 Aは約48分で100%充電が完了します。iPhone13と同時期に発売されたスマートフォンでも、Oppo Find X3 Proは30分、Xiaomi 11T Proは17分で100%充電できると謳っていました。

普段からスマートフォンを使う頻度が低く、充電回数も1日1回程度という使い方なら問題ありません。しかし、ゲームや動画アプリを長時間連続使用して、1日に何度も充電する使い方であれば不便さを感じるはずです。

iPhone13の評判が悪い理由4．スペックがそんなに良くない

iPhone13の評判が悪い理由の4つ目は、iPhone13のスペックに優れた点が見当たらないことです。

iPhone13に搭載したA15 Bionicチップは、たしかに高性能です。しかし、最新のiPhone15のA17 Proチップはさらに処理速度が向上しており、今やA15 Bionicチップは型落ちになっています。

また、iPhone13のリフレッシュレートは60Hzで、発売当時はそれが当たり前でした。しかし、今やOPPO Reno11 Aなどの格安スマホでさえ、リフレッシュレート 120Hzが当たり前です。ゲームをより快適にプレイしたいなら、リフレッシュレートが高い機種を選んだ方がお得です。

iPhone 12～15、Pixel8/Pixel8aとの比較表を以下に掲載しました。違いを見比べてみてください。

項目	iPhone 15	iPhone 14	iPhone13	iPhone 12
サイズ・重量	147.6×71.6×7.80mm 171g	146.7×71.5×7.80mm 172g	146.7×71.5×7.65mm 173g	146.7×71.5×7.4mm 162g
プロセッサ	A16 Bionic ※ProはA17 Pro	A16 Bionic ※ProはA15 Basic	A15 Bionic	A14 Bionic
容量	128GB、 256GB、512GB	128GB、 256GB、512GB	128GB、 256GB、512GB	64GB、128GB、 256GB
カラー	ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンク	ブルー、ピンク、イエロー、ミッドナイト、スターライト、PRODUCT RED	グリーン、ピンク、ブルー、ミッドナイト、スターライト、PRODUCT RED	パープル、ブルー、グリーン、PRODUCT RED、ホワイト、ブラック
ディスプレイ	6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ	6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ	6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ	6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ
解像度	2556 x 1179（460ppi）	2,532 x 1,170（460ppi）	2,532 x 1,170（460ppi）	2,532 x 1,170（460ppi）
フロントカメラ	12MP、ƒ/1.9	12MP、ƒ/1.9	12MP、ƒ/2.2	12MP、ƒ/2.2
リアカメラ	メインカメラ:48MP、ƒ/1.6 超広角カメラ:12MP、ƒ/2.4	メインカメラ:12MP、ƒ/1.5 超広角カメラ:12MP、ƒ/2.4	メインカメラ:12MP、ƒ/1.6 超広角カメラ:12MP、ƒ/2.4	メインカメラ:12MP、ƒ/1.6 超広角カメラ:12MP、ƒ/2.4
バッテリー性能	ビデオ再生 最大20時間 オーディオ再生 最大80時間	ビデオ再生 最大20時間 オーディオ再生:最大80時間	ビデオ再生 最大19時間 オーディオ再生 最大75時間	ビデオ再生 最大17時間 オーディオ再生 最大65時間
充電端子	USB-Cコネクタ	Lightningコネクタ	Lightningコネクタ	Lightningコネクタ

項目	iPhone13	Pixel8	Pixel8a
サイズ・重量	146.7×71.5×7.65mm 173g	150.5×70.8×8.9mm 187g	152.1×72.7×8.9mm 189g
プロセッサ	A15 Bionic	Google Tensor G3	Google Tensor G3
容量	128GB、256GB、512GB	128GB、256GB	128GB
カラー	グリーン、ピンク、ブルー、ミッドナイト、スターライト、PRODUCT RED	Hazel、Mint、Obsidian、Rose	Aloe、Bay、Porcelain、Obsidian
ディスプレイ	6.1インチ Super Retina XDR OLEDディスプレイ	6.2インチ Actua ディスプレイ	6.1インチ Actua ディスプレイ
解像度	2,532 x 1,170（460ppi）	1080×2400（428ppi）	1080×2400（430ppi）
フロントカメラ	12MP、ƒ/2.2	10.5MP、ƒ/2.2	13MP、ƒ/2.2
リアカメラ	広角カメラ:12MP、ƒ/1.6 超広角カメラ:12MP、ƒ/2.4	広角カメラ: 50MP、ƒ/1.68 超広角カメラ: 12MP、ƒ/2.2	広角カメラ: 64MP、ƒ/1.89 超広角カメラ: 13MP、ƒ/2.2
バッテリー性能	ビデオ再生:最大19時間 オーディオ再生:最大75時間	バッテリー駆動時間 24時間以上 スーパーバッテリー セーバーモード 最大72時間	バッテリー駆動時間 24時間以上 スーパーバッテリー セーバーモード 最大72時間
充電端子	Lightningコネクタ	USB-Cコネクタ	USB-Cコネクタ

iPhone13の評判が悪い理由5．コストパフォーマンスが悪い

iPhone13最大の問題は、性能の割に価格が高い点です。。

iPhone13以上のスペックを持つ Google Pixel８aは、iPhone13 実売価格の5～7割で購入できます。また、iPhone相当の性能を持つGoogle Pixel 7aなら、iPhone13よりも安価に手に入ります。カメラにこだわらないなら、2万円以内で購入できるAndroidスマートフォンでも十分に代用できます。

それでも iCloud がどうしても使いなどの理由で iPhone を選ばざるを得ないかもしれません。その場合は、以下の記事を参考に、予算に合わせた機種を選びましょう。

• iPhone 15はどこで買う？最安値は？安く買える８つの方法を徹底解説
• iPhone14はどこで買う？最安値は？安く買える７つの方法を徹底解説
• iPhone13はどこで買う？最安値は？安く買える８つの方法を徹底解説
• iPhone 12はどこで買う？最安値は？安く買える６つの方法を徹底解説

筆者の今のオススメは Google Pixel 8シリーズです。同等以上の性能を持つという事実を念頭に、以下の記事も併せて検討してみてください。

• Google Pixel8/8Proはどこで安く買える？最安値で買う５つの方法を徹底解説
• Google Pixel 8aを安く買う６つの方法とは？最安値は？どこで買う？を徹底解説

評判の悪いiPhone13を買うべきか？否か？

この記事では、iPhone13が評判が悪い５つの理由を解説しました。

これらを加味し、iPhone13の購入に不安を感じる場合は、別の機種も視野にいれて検討するよう筆者はオススメしています。

購入を検討する際は、以下の記事をぜひ参考してください。

iPhoneを不安なく使いたいなら最新機種を検討

「どうしてもiPhoneを使いたい、かつ不安なく使いたい」なら最新機種を検討しましょう。

iPhone 15は最新のA16 Bionicチップを搭載し、カメラ性能も大幅に向上しています。なお、iPhone13とiPhone 15との主な違いは以下の5つです。

iPhone 15はiPhone13に比べて価格は高くなりますが、USB-C対応という改善が大きいです。

iPhone 15の評判や価格については、以下の記事を参考にしてください。

iPhoneにこだわらないならPixel 8シリーズがおすすめ

「iPhoneにこだわらず、予算を抑えながら高性能なスマートフォンを入手したい」という場合にはPixel 8シリーズがおすすめです。

なかでもPixel 8aは、iPhone13に比べ価格が安く、カメラの画素数や編集機能なども優れています。さらに、Google AI機能でリアルタイムで翻訳したり、画面上のものを検索したりと、作業効率アップにもつながるでしょう。

Pixel 8シリーズの価格については、以下の記事も併せてご覧ください。