「モバイル保険」と「スマホ保険」は、どちらもスマートフォンの補償サービスです。しかし、少し違いがわかりにくいですよね？
スマホオタクのガジェット大好きいつもの匠です。
私は価格や自己負担の面から、「モバイル保険」を選びました！
この記事では、モバイル保険とスマホ保険の両方に加入した経験がある筆者が、サービスの違いや向いている人の特徴を解説します。最後まで読むと、どちらの保険があなたに適しているかがわかります。
2つのサービスの主な違いは以下です。
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| 比較項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| サービスの強み | ・補償範囲が広い ・3端末まで登録可能 ・修理時の自己負担額0円 | ・4ヶ月目以降から料金が30%OFFに なる可能性あり ・アプリから簡単に加入可能 ・デビットカードで支払いできる |
| 向いている人 | ・保険専門会社が運営する 信頼できるサービスを利用したい人 ・修理時の自己負担額を0円にしたい人 ・周辺機器も含めて保険に加入したい人 | ・アプリから手軽に手続きしたい人 ・フリマアプリや中古販売サイトで 購入した端末で加入したい人 |
補償したい端末が2台以上あるなら『モバイル保険』がおすすめです！
| ✔ AppleCare+やキャリア補償より安い ✔ 月額700円で年間10万円分を補償 ✔ 申し込み後に保証対象を変更可能 |
リンク先 : モバイル保険 公式サイト
モバイル保険とスマホ保険（justInCase）の概要
２つのサービスを詳しく比較する前に、それぞれの特徴を解説します。
モバイル保険
モバイル保険は「少額短期保険」に区分される、スマートフォンを始めとした各種電子機器向けの補償サービスです。保険専業会社「さくら少額短期保険株式会社」が提供しており、信頼度は申し分ありません。
少額短期保険とは（クリックタップで開く）
- 1～2年の短期間に適用する保険
- 保険金の上限は1,000万円以内
- モバイル保険は、「低発生率保険」に分類される
月額700円で3台まで登録でき、修理代金は年間10万円まで補償。大変コスパが良いスマホ保険サービスです。
| モバイル保険 | |
|---|---|
| 月額料金 | 700円 |
| 補償台数 | 3台まで |
| 補償回数 | 無制限 ※年間10万円が上限 |
| 全損時の補償 | 最大25,000円 副端末は最大7800円 |
| 申込期限 | 購入から1年間 |
| 自己負担額 | 0円 |
| 修理店舗 | どこでもOK |
購入1年以内であれば、スマホ以外のWi-Fi電子機器も補償できます。ノートパソコンやゲーム機も補償対象。急なトラブル時におこる故障や破損のリスクを低額でカバーできる点が魅力です。
高価な端末 2台以上を補償対象にできるのは、かなりお得だよね
登録できる補償対象の電子機器の例は下記の通り。
| 補償対象の例 | ・タブレット端末 ・ノートパソコン ・ワイヤレスイヤホン ・ゲーム機 （ニンテンドースイッチなど） ・スマートウォッチ ・Wi-Fiルーター など |
|---|---|
| 補償外の例 | ・ドローン ・ラジコン ・お掃除ロボット ・フリマアプリで購入した端末 |
モバイル保険のサービスを詳しく知るには、以下の記事も併せてチェックしてください。
スマホ保険
スマホ保険とは、株式会社justInCaseが提供しているスマートフォンを対象とした保険サービスです。オークションやフリマアプリで購入した、新古品や中古端末も補償対象にできる点が特徴です。
| 項目 | スマホ保険 |
|---|---|
| 月額料金 | 端末ごとに異なる ・iPhone14：1,070円 ・iPhone14 Pro：1,290円 ・iPhone 14 Pro Max：1,370円 ・iPhoneSE3：540円 ・Android：390円 ※4ヶ月目以降 30%OFFになる可能性あり |
| 補償台数 | 1台 |
| 補償回数 | 無制限 ※故意が疑われる場合は除く |
| 全損時の補償 | 修理費用上限額の半額 または再取得価額の どちらか低い額 |
| 申込期限 | 無制限 |
| 自己負担額 | 3,500円 ※2回目以降3,500円ずつ増額 |
| 修理店舗 | どこでもOK |
補償対象となる機種やOSが限られており、古い機種だと申し込みできない点は注意が必要です。
月額料金は端末ごとに異なります。具体的には、以下の表の通りです。
| 加入1〜3ヶ月 | 加入4ヶ月目以降 | |
|---|---|---|
| iPhone 14 Pro Max | 1,370円 | 約959円 |
| iPhone 14 Pro | 1,290円 | 約903円 |
| iPhone 14 | 1,070円 | 約749円 |
| iPhone 13 Pro Max | 990円 | 約693円 |
| iPhone 13 Pro | 920円 | 約644円 |
| iPhone 13 | 770円 | 約539円 |
| Android | 390円 | 約273円 |
例えば、iPhone14 であれば月額1,070円（税込）です。トラブルなく継続できると4ヶ月目以降は30％OFFになり、よりお得になります。
いつもの匠中古品を対象にできて、長期契約できればお得な保険なんだね
モバイル保険とスマホ保険（justInCase）を7項目で比較
以下はモバイル保険とスマホ保険の比較表です。
| 比較項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 700円 | 端末ごとに異なる |
| 補償範囲 | ・破損 ・汚損 ・水濡れ ・盗難 | ・破損 ・水濡れ ・紛失 ・盗難 |
| 自己負担額 | 0円 | 3,500円 ※2回目以降3,500円ずつ増額 |
| 修理対応できる店舗 | どこでもOK ※メーカーまたは正規代理店を推奨 | どこでもOK |
| 対象端末 | 全機種 ※オークションやフリマアプリで入手した端末は加入不可 | ・iOS13以降が動作するiPhone端末 ・ Android OS6以上かつ、justInCaseアプリをインストールできるAndroid端末 |
| 加入方法 | 公式ホームページから | 公式アプリから |
| 支払い方法 | クレジットカード | ・クレジットカード ・デビットカード |
それぞれの比較ポイントを詳しく解説します。
1.月額料金 ★ポイント
スマホ1台を補償する場合、iPhone14シリーズならモバイル保険、iPhone13シリーズ以前やAndroidならスマホ保険が安くなります。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 月額料金 | 700円 | 端末ごとに異なる ※「スマホ保険の月額使用料」参照 |
| 補償台数 | 3台まで | 1台 |
モバイル保険は、月額700円で3台まで補償できる点が特徴です。3台登録すれば、1台あたり月額約230円で補償が受けられます。
スマホ保険は補償対象が1台のみです。また、補償対象の端末ごとに月額料金が異なります。
| 加入1〜3ヶ月 | 加入4ヶ月目以降 | |
|---|---|---|
| iPhone 14 Pro Max | 1,370円 | 約959円 |
| iPhone 14 Pro | 1,290円 | 約903円 |
| iPhone 14 | 1,070円 | 約749円 |
| iPhone 13 Pro Max | 990円 | 約693円 |
| iPhone 13 Pro | 920円 | 約644円 |
| iPhone 13 | 770円 | 約539円 |
| Android | 390円 | 約273円 |
モバイル保険は、主端末がAndroidでも3台を対象にするなら安いね
- iPhone14シリーズ、3台補償したい‥‥モバイル保険
- iPhone13シリーズ・Android、1台のみ補償したい‥‥スマホ保険（justInCase）
ワイヤレスイヤホンやタブレット端末など、３台の機器が対象ならモバイル保険を選びましょう。逆に１台のみならスマホ保険が良いでしょう。
2.自己負担額 ★ポイント
トラブル時の自己負担額で両サービスを比較すると、モバイル保険が優れています。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| トラブル時の 自己負担額 | 0円 | 3,500円 ※2回目以降3,500円ずつ増額 |
モバイル保険は、各トラブルに対する自己負担額は0円です。
一方、スマホ保険は初回3,500円、2回目以降はさらに3,500円ずつ上乗せした金額を自己負担しなければいけません。2回目は7,000円、3回目は10.500円を自己負担する計算です。
どんどん負担金が増えていくのはキツイなぁ・・・。
各トラブル発生時にできるだけコストを抑えたいならモバイル保険を選ぶとよいでしょう。
3.対象端末 ★ポイント
補償を受けられる対象端末で両サービスを比較すると、モバイル保険の方が対象範囲が広いです。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 補償対象端末 | 全機種 | ・iPhone ※OS13以降が動作する ・Android ※AndroidOS6以上かつ、justInCaseアプリをインストール可能 |
| スマホ以外の端末 | ・タブレット端末 ・ノートパソコン ・ワイヤレスイヤホン ・ゲーム機 （ニンテンドースイッチなど） ・スマートウォッチ ・Wi-Fiルーター など | 対象なし |
| 中古端末 | 販売店の購入のみ可 ※フリマアプリ購入はNG | 補償可能 |
モバイル保険はスマートフォン全機種に対応します。タブレットやゲーム機を含め、最大3端末まで補償できます。一方、スマホ保険は古い機種は補償できません。これはjustInCaseアプリがインストールできるかに依存するからです。
ただし、スマホ保険はオークションやフリマサイトで購入した中古端末に対応しています。モバイル保険は中古端末は補償対象外です。
幅広い機器の補償を受けたいならモバイル保険、中古端末ならjustInCaseのスマホ保険だね！
4.補償範囲
補償範囲の観点から両サービスを比較すると、「モバイル保険」と「スマホ保険」に大きな差はありません。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 故障 | ◯ | ◯ |
| 破損 | ◯ | ◯ |
| 水濡れ | ◯ | ◯ |
| 盗難 | ◯ | ◯ |
| 汚損 | ◯ | ✕ |
| 紛失 | ✕ | ◯ |
モバイル保険は、故障や破損、水濡れ、盗難、汚損に対して補償を受けられます。紛失に対応していない点のみがネックです。
一方、スマホ保険は汚損に対応していません。登録した端末が汚れたり傷んだりした際は補償適用外です。
- 汚損をカバーしたい 👉 モバイル保険
- 紛失をカバーしたい 👉 スマホ保険
自分の生活スタイルに合わせて判断しよう
5.修理できる店舗
修理対応できる店舗で両サービスを比較すると、「モバイル保険」と「スマホ保険」に大きな違いはありません。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 修理対応店舗 | ・正規店 ・修理登録業者 ※どこでも可能 | ・正規店 ・修理登録業者 ※どこでも可能 |
「モバイル保険」「スマホ保険」は、どちらも正規店や修理登録業者であれば全国どこでも対応可能です。
いつもの匠どこでも修理してOKなら安心だね
モバイル保険は正規店（メーカーや代理店）での修理を強く推奨していますが、修理登録業者を利用しても補償を受けられます。
6.加入方法
加入方法で両サービスを比較すると、スマホ保険の方が直感的にわかりやすいです。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 加入 方法 | 公式ホームページから 加入申し込み | 公式アプリから 加入申し込み |
どちらのサービスも、店舗に行って加入手続きをする必要はありません。モバイル保険は公式ホームページから、スマホ保険は公式アプリから加入手続きができます。
Webでの手続きよりアプリ操作の方が直感的だよね
7.支払い方法
支払い方法で両サービスを比較すると、スマホ保険の方がモバイル保険よりも優れています。
| 項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| 支払い方法 | クレジットカード | ・クレジットカード ・デビットカード |
どちらのサービスも、クレジットカードで支払いができる点は共通です。加えて、スマホ保険はデビットカード払いもできます。
支払方法がえらべるのは嬉しいね
預金残高以上にお金を使いたくないならスマホ保険のデビットカード払いを選びましょう。
モバイル保険とスマホ保険（justInCase）の口コミから評判を比較
モバイル保険とスマホ保険を実際に利用したユーザーの「口コミ」を紹介します。紹介する口コミは以下の方法で集計しました。
- モバイル保険‥‥独自アンケート、Twitterピックアップ
- スマホ保険‥‥Twitterピックアップ
「モバイル保険」と「スマホ保険」に関する評価が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
モバイル保険の口コミ
こちらのモバイル保険ですが、去年に活用をさせていただきました。Webで簡単に申し込みをすることができ、月額の費用なども700円ほどであり、それでスマホ修理代の補償などを受けられるのであれば個人的にはコスパがよいと思います。
モバイル保険に対する口コミとしては、「月額700円なのが嬉しい」「ゲーム機やタブレットにも対応しているため使いやすい」といった声が挙がっていました。3台まで同時に補償を受けられる点も喜ばれているようです。
モバイル保険のさらに詳しい評判や口コミをまとめた記事も併せてごらんください。
スマホ保険の口コミ
スマホ保険に関する口コミとしては、「アプリでの手続きがスムーズで簡単」「紛失にも対応しているので安心」といった声がありました。
一方で、サービスを提供している株式会社justInCaseは、2022年にコロナ保険事業で行政処分を受けています。スマホ保険には直接関係しませんが、行政処分に対して懸念を示しているユーザーもいるようです。
モバイル保険とスマホ保険、自分はどちらが向いている？
モバイル保険とスマホ保険の特徴をふまえ、それぞれのサービスが向いている人の特徴を紹介します。
モバイル保険が向いている人の特徴
モバイル保険の加入が向いている人の特徴は、以下の3点です。
- 保険会社が運営しているサービスを利用したい人
- トラブル時の自己負担額を0円にしたい人
- 他のWi-Fi電子機器も含めて保険に加入したい人
安心してサービスを利用したいのなら、モバイル保険が向いています。モバイル保険は、少額短期保険専門であるさくら少額短期保険株式会社が提供している保険サービスですから、信頼度は高いです。
また、モバイル保険はトラブル時の自己負担額が０円です。
急なトラブルが起きたときに、修理代金を払わなくて良いのは嬉しい！
少しでも出費を避けたいならモバイル保険を選びましょう。
| ✔ AppleCare+やキャリア補償より安い ✔ 月額700円で年間10万円分を補償 ✔ 申し込み後に保証対象を変更可能 |
リンク先 : モバイル保険 公式サイト
「スマホ保険（justInCase）」が向いている人の特徴
スマホ保険の加入が向いている人の特徴は、以下の2点です。
- アプリから手軽に手続きしたい人
- オークションやフリマアプリ、中古販売サイトで購入した端末で加入したい人
アプリで手軽に手続きをしたい人は、スマホ保険を選ぶとよいでしょう。スマホ保険は、公式アプリをインストールするだけで加入手続きを進められます。
中古端末のみならず、オークションやフリマアプリを通して購入した端末が補償対象となる点も、スマホ保険の魅力です。購入経路に関係なく補償を受けたいのならスマホ保険が向いています。
新古品やフリマアプリ購入品を使うなら「スマホ保険」を選ぼう！
2台以上の補償なら「モバイル保険」、iPhone13/Androidは「スマホ保険」
本記事では、「モバイル保険」と「スマホ保険」の違いや、それぞれの加入に向いている人の特徴をまとめました。
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| 比較項目 | モバイル保険 | スマホ保険 |
|---|---|---|
| サービスの強み | ・補償範囲が広い ・3端末まで登録可能 ・修理時の自己負担額0円 | ・4ヶ月目以降から料金が30%OFF ・アプリから簡単に加入可能 ・デビットカードで支払いできる |
| サービスに 向いている人 | ・保険専門会社が運営している サービスを利用したい人 ・修理時の自己負担額を0円にしたい人 ・周辺機器も含めて保険に加入したい人 | ・アプリから手軽に手続きしたい人 ・フリマアプリや中古販売サイトで購入した端末で加入したい人 |
「スマホ保険」は手続きの簡単さと中古機種を対象にできる点では魅力的ですが、総合的にはモバイル保険の方がおすすめです。
- 月額料金が700円と格安
- 保険会社が運営している
- 修理時の自己負担は0円
モバイル保険は低価格なランニングコストのみで、手厚い補償が受けられるサービスです。信頼性が高い会社の補償サービスを利用したいのなら、モバイル保険の加入を検討してはいかがでしょうか。
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他にもスマホの保険サービスを比較検討しています。併せてご覧ください。
