- スマートフォンの補償には「モバイル保険」と「スマホの保険証」のどちらがいい?
- 「モバイル保険」と「スマホの保険証」の違いは?
- どちらの保険が自分に合っている?
スマートフォンやタブレットの補償に対応した「モバイル保険」と「スマホの保険証」。違いがわからなければ、どちらのサービスを選べばいいか決められないですよね?

スマホを何台も持っているガジェット大好きいつもの匠です。
『コスパ×安心』で選ぶならモバイル保険がおすすめ!
この記事では、「モバイル保険」と「スマホの保険証」の両方に加入した経験がある筆者が、サービスの違いや向いている人の特徴を解説します。最後まで読むと、どちらの保険があなたに適しているかがわかります。
主な違いは以下です。
比較項目 | モバイル保険 | スマホの保険証 |
---|---|---|
サービスの強み | ・補償範囲が広い ・3端末まで登録可能 ・修理時の自己負担額0円 | ・1台あたりの費用が安い ・5端末まで登録可能 |
向いている人 | ・保険専門会社が運営しているサービスを利用したい人 ・修理時に追加費用を払いたくない人 | ・とにかく安く補償を付けたい人 ・多くの端末に補償を付けたい人 |
補償したい端末が2台以上あるなら『モバイル保険』がおすすめ!
✔ AppleCare+やキャリア補償より安い ✔ 月額700円で年間10万円分を補償 ✔ 申し込み後に保証対象を変更可能 |
リンク先 : モバイル保険 公式サイト
「モバイル保険」「スマホの保険証」とは?
「モバイル保険」と「スマホの保険証」、2つのサービスの特徴をそれぞれ紹介します。モバイル保険は自己負担額が0円である点、スマホの保険証は最大5台まで登録できる点が特徴です。
モバイル保険の概要

モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供しているモバイル端末の保険サービスです。月額700円で3端末まで登録でき、修理代金は年間10万円まで補償。とてもコスパが良い保険だといえます。
モバイル保険 | |
---|---|
月額料金 | 700円 |
補償台数 | 3台まで |
補償回数 | 無制限 ※年間10万円が上限 |
全損時の補償 | 最大25,000円 副端末は最大7800円 |
申込期限 | 購入から1年間 |
自己負担額 | 0円 |
修理店舗 | どこでもOK |

ついついやりがちな落下による画面割れも自己負担金0円で修理できるよ!
購入1年以内のWi-Fi電子機器なら登録可能です。iPhoneやAirPodsなど高価な機器を2台以上愛用しているのなら、モバイル保険がおすすめ。
補償対象の例 | ・タブレット端末 ・ノートパソコン ・ワイヤレスイヤホン ・ゲーム機 (ニンテンドースイッチなど) ・スマートウォッチ ・Wi-Fiルーター など |
---|---|
補償外の例 | ・ドローン ・ラジコン ・お掃除ロボット ・フリマアプリで購入した端末 |
モバイル保険は「少額短期保険」に区分されます。保険会社が提供するサービスなので、トラブル時の不安や心配を最大限までカバーできますよ。
少額短期保険とは(クリックタップで開く)
- 1年または2年以内の短い期間に適用する保険
- 保険金の上限は1,000万円以内
- モバイル保険は「低発生率保険」に分類される
モバイル保険のサービスをさらに詳しく知りたいのなら下記の記事をご覧ください。
「スマホの保険証」の概要
スマホの保険証とは、株式会社ギアが提供しているスマートフォンやタブレットなどの端末を対象とした保険です。
スマホの保険証 スタンダードプラン | スマホの保険証 ライトプラン | |
---|---|---|
月額料金 | 900円 | 550円 |
補償台数 | 5台まで | 1台 |
補償回数 | 無制限 ※年間10万円が上限 | |
全損時の補償 | 最大25,000円 副端末は最大12,500円 | |
申込期限 | 購入から1年間 | いつでも申込可能 |
自己負担額 | 修理費用の30% ※負担上限10,000円 | |
修理店舗 | どこでもOK |
2023年7月現在、新規申し込み受付はしていません。
スマホの修理保証プランには、ライトプラン(月額550円)とスタンダードプラン(月額990円)があります。
ライトプランは1端末で最大5万円まで補償されますが、修理費用が高額なスマホを使う場合はおすすめできません。スタンダードプランはコスパが1番良い補償プランです。しかし、登録する機器が5端末もないのなら、サービス過多といえます。

たくさん補償が欲しい人はスマホの保険証スタンダードプランがおすすめ!
「モバイル保険」と「スマホの保険証」を5項目で比較

「モバイル保険」と「スマホの保険証」を5項目で比較し、以下の表にまとめました。
モバイル保険 | スマホの保険証 スタンダードプラン | スマホの保険証 ライトプラン | |
---|---|---|---|
価格 | 〇 700円 | ◯ 900円 | ◎ 550円 |
自己負担額 | ◎ 0円 | △ 修理費用の30% | |
補償範囲 | ◯ | ◯ | ◯ |
修理対応できる店舗 | ◯ どこでもOK | ◯ どこでもOK | ◯ どこでもOK |
対象端末 | ◯ | ◯ | ◯ |
それぞれの項目を詳しく紹介します。
1.価格 ★ポイント

価格面で「モバイル保険」と「スマホの保険証」を比較すると、最も安いのは「スマホの保険証」のライトプランです。しかし、価格で比較して決めるよりも何台補償したいかで選ぶのがおすすめです。
モバイル保険 | スマホの保険証 スタンダードプラン | スマホの保険証 ライトプラン | |
---|---|---|---|
月額料金 | 700円 | 900円 | 550円 |
補償台数 | 3台まで | 5台まで | 1台のみ |

自分のiPhoneとiPodsに、子供のニンテンドースイッチも補償したいな!
- 1端末のみの補償で良い人…スマホの保険証ライトプラン
- 3端末まで補償したい人…モバイル保険
- 5端末まで補償したい人…スマホの保険証スタンダードプラン
「ワイヤレスイヤホン」や「スマートウォッチ」「ニンテンドースイッチ」など、スマホ以外によく使うモバイル端末を持っているのなら、モバイル保険がおすすめです。
2.自己負担額 ★ポイント

『トラブル時の自己負担額』で両サービスを比較すると、モバイル保険が優れています。
モバイル保険 | スマホの保険証 | |
---|---|---|
トラブル時の 自己負担額 (1事故あたり) | 0円 ※年間10万円まで | 修理費用の30% ※負担上限10,000円 |
モバイル保険は、故障や破損、水濡れ、盗難、汚損に対する自己負担額は0円です。たいしてスマホの保険証は、スタンダート・ライトプランどちらもトラブルでかかった修理費用の30%が自己負担となります。
トラブル発生時にできるだけコストを抑えたいのなら、モバイル保険を選ぶとよいでしょう。
3.補償範囲
補償範囲の観点から両サービスを比較すると、「モバイル保険」と「スマホの保険証」に大きな差はありません。
モバイル保険 | スマホの保険証 | |
---|---|---|
故障 | ◯ | ◯ |
破損 | ◯ | ◯ |
水濡れ | ◯ | ◯ |
盗難 | ◯ | ◯ |
汚損 | ◯ | ✕ |
紛失 | ✕ | ◯※ |
※副端末の紛失は対象外 |
モバイル保険は、故障や破損、水濡れ、盗難、汚損に対して補償を受けられます。唯一「紛失」には対応していないため、この点には注意しましょう。
スマホの保険証も多くのトラブルをカバーしていますが、モバイル保険との違いは「汚損」に対応していない点です。登録した端末が汚れたり傷んだりした際に補償は受けられません。

「汚損」が心配ならモバイル保険、「主端末の紛失」が心配ならスマホの保険証を選ぼう!
4.修理対応できる店舗
修理対応できる店舗で両サービスを比較すると、「モバイル保険」と「スマホの保険証」に大きな違いはありません。
モバイル保険 | スマホの保険証 | |
---|---|---|
修理対応店舗 | ・正規店 ・修理登録業者 ※どこでも可能 | ・正規店 ・修理登録業者 ※どこでも可能 |
モバイル保険・スマホの保険証はどちらも、正規店や修理登録業者であれば全国どこでも対応可能です。モバイル保険は正規店(メーカーや代理店)での修理を強く推奨していますが、修理登録業者を利用しても補償は受けられます。
どちらのサービスも、修理後に補償金の請求をする際には、店舗が発行する修理報告書が必要となる点には注意しましょう。

修理報告書がないと、補償金がもらえなくなっちゃうよ!
5.対象端末
補償を受けられる対象端末は、「モバイル保険」と「スマホの保険証」両サービスに大きな違いはありません。どちらのサービスも、スマートフォンだけでなく、タブレットやゲーム機、スマートウォッチなどのWi-Fi機器に対応しています。
モバイル保険 | スマホの保険証 | |
---|---|---|
補償対象端末 | ・スマートフォン ・タブレット ・ゲーム機 ・スマートウォッチ ・PC ・wi-fi通信が可能な各種電子機器 | ・スマートフォン ・タブレット ・ゲーム機 ・スマートウォッチ ・PC ・wi-fi通信が可能な各種電子機器 |

自分だけでなく家族が使う端末も登録できるよ!
たとえば「自分のスマートフォン+自分のタブレット+子どものゲーム機」といった登録も可能です。モバイル保険の場合は、家族が使う端末でも保険者契約者が所有者となっている必要があるので注意してください。
中古品は、国内メーカー品かつ販売店での保証がついている端末であれば登録できます。しかし、オークションやフリマサイトで購入した端末や、人から譲渡された端末は、どちらのサービスも補償対象外です。
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「モバイル保険」と「スマホの保険証」の口コミを比較
実際に「モバイル保険」と「スマホの保険証」を利用しているユーザーの「口コミ」を紹介します。口コミは下記の方法で集めました。
- モバイル保険=独自アンケート、Twitterピックアップ
- スマホの保険証=Twitterピックアップ
「モバイル保険」と「スマホの保険証」に関する評価が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
モバイル保険の口コミ

こちらのモバイル保険ですが、去年に活用をさせていただきました。Webで簡単に申し込みをすることができ、月額の費用なども700円ほどであり、それでスマホ修理代の補償などを受けられるのであれば個人的にはコスパがよいと思います。
モバイル保険に対する口コミ・評判として、「コスパが高い」「多くの端末に対応しているのが嬉しい」といった声が目立ちました。月額700円と低価格ながらも、幅広く補償を受けられる点がユーザーの高評価を得ています。
モバイル保険のさらに詳しい口コミ・評価が見たい人は、下記の記事を参考にしてください。
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スマホの保険証の口コミ
スマホの保険証について「回数無制限で補償を受けられる」「スマートフォンだけでなくタブレットやゲーム機も補償対象」といった口コミが目立ちました。スマートフォンをよく落としてしまう人や多くの端末を登録したい人に好評なサービスだとわかります。
「モバイル保険」と「スマホの保険証」どちらが自分に向いている?

結局、自分にあってるサービスはどっちなんだろう?
「モバイル保険」と「スマホの保険証」はよく似たサービスに感じてしまう人も多いでしょう。それぞれのサービスが向いている人の特徴を紹介します。
モバイル保険が向いている人の特徴
モバイル保険の加入が向いている人の特徴は、以下の3点が挙げられます。
- 保険会社が運営しているサービスを利用したい人
- 2~3台のモバイル端末を補償をしたい人
- 修理時に追加費用を払いたくない人
サービスの信頼性を重視するのならモバイル保険がおすすめ。モバイル保険は、少額短期保険専門であるさくら少額短期保険株式会社が提供しているため、トラブルがあったときに安心です。
モバイル保険は、トラブル時の自己負担額が0円であるため、できる限り出費をなくしたい人にも向いています。入会しておけば、高額な修理代金を支払うかもしれない不安や心配から解放されます。

保険専門の会社が対応してくれるので安心!
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スマホの保険証が向いている人の特徴
スマホの保険証の加入が向いている人の特徴は、以下の2点が挙げられます。
- とにかく安く、多くの端末に補償を付けたい人
- 4~5台の補償がつけたい人
低コストで多くの端末に補償を付けたい人は、スマホの保険証スタンダードプランを選ぶといいでしょう。5端末まで月額900円(税込)で補償をつけられます。使用頻度が高いタブレットやゲーム機をたくさん持っている人におすすめです。

補償が欲しい端末が多い人におすすめ!
修理時の出費を抑えたいならモバイル保険、多くの端末に補償をつけたいならスマホの保険証がおすすめ
本記事では、「モバイル保険」と「スマホの保険証」の5項目を比較し、それぞれの加入に向いている人をまとめました。
比較項目 | モバイル保険 | スマホの保険証 |
---|---|---|
サービスの強み | ・補償範囲が広い ・3端末まで登録可能 ・修理時の自己負担額0円 | ・1台あたりの費用が安い ・5端末まで登録可能 |
向いている人 | ・保険専門会社が運営しているサービスを利用したい人 ・修理時に追加費用を払いたくない人 | ・とにかく安く補償を付けたい人 ・多くの端末に補償を付けたい人 |
どちらも魅力的なサービスですが、修理時の自己負担額を重視する人はモバイル保険を、登録できる副端末の台数を重視する人はスマホの保険証スタンダートプランを選ぶとよいでしょう。
自らが求めるサービス内容を比較し、モバイル保険・スマホの保険証いずれかの加入を検討してはいかがでしょうか。
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気になるスマホの保険サービスを比較して紹介しているよ!