moto g66y 5Gは、標準価格3万円ながら期待を超える性能を誇る大注目のスマートフォンです。新たに、Sony LYTIA(ライティア) 600センサーや3,200万画素インカメラを搭載するなど、前モデルから大きく進化しました。

Androidスマートフォンをこよなく愛する いつもの匠 です。
moto g66y 5Gは、コスパが良く高性能!SNSにアップしても、見劣りしない写真が撮れます。
本記事では、moto g66y 5Gのカメラ性能を作例をもとに徹底検証しました。この記事を読めば、日常のスナップや夜景まで、どこまできれいに写せるのかが分かります。
- 風景は明るく自然な色合い
- マクロは寄っても鮮明
- インカメラは明るく満足度高い
- 超広角は広いが解像感低め
- 0.5倍ズームはノイズが目立つ
- 暗所はノイズや色にじみが出やすい
本機はSIMフリー版のmoto g66j 5Gと、ワイモバイルで販売されるmoto g66y 5Gに型番が分かれますが、カメラの基本性能は同一です。今回は、ワイモバイル版のmoto g66y 5Gの作例を用いて徹底レビューします。
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moto g66y 5G カメラの基本スペックをチェック!前モデルからどこが進化した?
moto g66y 5Gのリアカメラは、約5,000万画素の広角カメラと約800万画素の超広角カメラを搭載しています。前モデルのマクロカメラに代わり超広角を採用し、より広範囲撮影が可能になりました。右下のレンズは、明るさを測る環境照度センサーです。


moto g66y 5Gは、前モデルに搭載していた光学式手ぶれ補正は非対応です。その代わりに、Sonyの「LYTIA 」600センサーを新たに搭載し、暗い場所や逆光シーンでノイズを抑えながらより明るく撮れるように進化しました。
Sony LYTIA 600センサーとは?
Sony の「LYTIA(ライティア)」は、スマートフォン向けの新しいイメージセンサーブランドです。LYTIA 600は約5,000万画素、1/1.953インチのイメージセンサーを採用しており、以下のメリットがあります。
- 暗い場所でもノイズを抑えて、明るさのバランスがきれいに撮れる
- 逆光など、明暗差の大きいシーンでも自然な色合いで表現できる
- 4K/60fpsやHDRに対応し、動画も高精細で滑らかに撮れる
さらに、インカメラの画素数が、前モデルの1,600万画素から3,200万画素へ倍増しました。数あるミドルレンジモデルの中でも高解像度で、自撮りやビデオ通話でも細部まで鮮明に表現できます。


その他、詳しいスペックは以下です。
項目 | moto g66y 5G |
---|---|
リアカメラ | 広角:約5,000万画素 (F値/1.8) 超広角:約800万画素 (F値/2.2) |
インカメラ | 約3,200万画素 (F値/2.2) |
ズーム | 高精細デジタルズーム 最大8倍 |
手ぶれ補正 | 非対応 |
オートフォーカス | 位相差AF ※広角カメラのみ |
撮影モード | 自動スマイルキャプチャ 自動ナイトビジョン ナイトビジョン ポートレート プロモード など |



moto g66y 5Gはカメラセンサーが進化し、広範囲撮影できるようになった!けど、実際の写りが気になるよね。
moto g66y 5G カメラの実力は?作例をチェック
ここからは、筆者が実際に撮影した作例をもとに、moto g66y 5Gのカメラ性能を徹底レビューします。
前モデル「moto g64 5G」、同価格帯・同等スペック「OPPO Reno13 A」との比較も交えながら詳しく解説します。
moto g66y 5G・moto g64 5G・OPPO Reno13 A スペック比較
項目 | moto g66y 5G | moto g64 5G | OPPO Reno13 A |
---|---|---|---|
標準価格(税込み) | 31,680円 ※ワイモバイル公式サイト参照 | 34,800円 | 48,800円 |
リアカメラ | 広角:約5,000万画素 (F値/1.8) 超広角:約800万画素 (F値/2.2) | 広角:約5,000万画素 (F値/1.8) マクロ:約200万画素 (F値/2.4) | 広角:約5,000万画素 (F値/1.8) 超広角:800万画素 (F値/2.2) マクロ:200万画素 (F値/2.4) |
インカメラ | 約3,200万画素 (F値/2.2) | 約1,600万画素 (F値/2.4) | 約3,200万画素 (F値/2.4) |
ズーム | 高精細デジタルズーム 最大8倍 | デジタルズーム 最大10倍 | |
手ぶれ補正 | 非対応 | 光学式手ぶれ補正(OIS) | |
オートフォーカス | 対応 |
撮影パターン1. 風景はきれいに撮れるが、超広角は解像感が低め
moto g66y 5Gの風景撮影は、色鮮やかで美しい写真に仕上がります。特に、青空の描写が得意で、きれいに描写できています。
逆光下でも白とび・黒つぶれは回避できているように見受けられます。
moto g66y 5Gは前モデルにはなかった広範囲の撮影が可能になりましたが、画素数は800万画素にとどまるため解像感はやや低めです。作例1では、空の一部にノイズも確認されました。それでも画角が広くフレームにしっかり収まるので、風景撮影をメインに楽しむなら十分に活用できます。
シーンによっては、細かい描写がやや甘くなる場合もあります。以下の作例は下から木々を撮影したものですが、補正がうまく効かなかったのか、青空と枝の輪郭が不自然に見えます。
以下は、前モデルとの比較写真です。前モデルは色味がやや濃く、鮮明さに欠ける印象がありました。一方、moto g66y 5Gでは自然な色合いで、細部までしっかり描写できています。
OPPO Reno13 Aとの比較写真は、以下です。見比べると、moto g66y 5Gは明るさではやや劣るものの、逆光下での白とびや黒つぶれをしっかり抑えられています。
moto g66y 5Gは、最大8倍の高精細デジタルズームを搭載しています。以下は0.5倍・1倍・2倍で撮影した作例です。0.5倍では空にややノイズが目立ち、岩肌が暗く潰れているものの、2倍ズームでは解像感を維持できています。
以下の0.5倍ズームでは、木々の枝の輪郭がデジタル的に見えます。
以下の作例では、遠方にある鳥居の輪郭までしっかり再現できています。逆光下で2倍ズームを使っても、ここまで色鮮やかで鮮明に撮影できる点は大きな評価ポイントです。



ズーム撮影でも画質が劣化しにくいから、旅行や子どもの運動会の撮影にもいいね!
撮影パターン2. マクロ撮影は得意!明るく鮮明な仕上がり
moto g66y 5Gにはマクロレンズが搭載されていないため、広角カメラで接写した作例となります。被写体にぐっと近づいてもピントが合いやすく、細部までしっかり捉えられる印象を受けました。
背景のボケ具合も自然で、被写体をより際立たせています。葉の質感や松ぼっくりの凹凸までしっかり描写できており、細部の表現力の高さが感じられます。



マクロレンズと手ぶれ補正が非対応でも、ブレずにきれいに写るなんて驚き!カメラの使い道が広がるね!
撮影パターン3. 暗所・夜間撮影は明るさ、色味のバランスは良好
moto g66y 5Gの暗所・夜間撮影は、標準価格3万円の割にはよく撮れている印象を受けました。以下は、通常モードで暗所撮影した作例です。街灯など比較的明るいシーンでは、被写体をしっかり捉えています。
ただし、空にはノイズが出やすい点が惜しいと感じました。それでも海面に映る月明かりまで描写できたのは驚きで、価格帯を考えると十分健闘しているといえます。
以下は、ナイトビジョンで撮影した作例です。通常モードに比べ空のノイズが減り、よりクリアな写真に仕上がりました。
以下は、夜間にリングのオブジェを撮影した作例です。通常モードでは夜空のノイズや手前の植木のブレが目立ちますが、ナイトビジョン撮影ではノイズが抑えられ、植木も鮮明に描写されました。
以下の作例では、通常モードの建物のブレや色にじみが目立ちますが、ナイトビジョン撮影では全体が明るく補正され、細部までくっきりと描写されました。
前モデルと、通常撮影を比較した作例です。前モデルは色味が強く暗部が潰れやすい傾向がありましたが、moto g66y 5Gでは色の出方が穏やかで、全体をきれいに写し出せています。
以下は、OPPO Reno13 Aとの比較写真です。見比べると、moto g66y 5Gは明るさでは劣るものの、白とびを抑えてバランス良く仕上がっています。



moto g66y 5Gの暗所撮影は、ノイズが出やすい点が惜しい…。けど、前モデルや同等クラスのモデルよりも、色鮮やかでバランス良く撮れるよ。
以下は、暗所でズーム撮影した作例です。通常モードで0.5倍・1倍・2倍と撮影した結果、0.5倍のズームアウトは暗くなりやすくノイズも目立ちます。さらに2倍ズームでは色のにじみが見られ、絵の具で塗ったような質感となり、立体感が損なわれています。



課題はあるものの、標準価格3万円台でこれだけ撮れれば十分満足!SNSにアップする程度なら、問題ないよ!
撮影パターン4. インカメラ撮影は優秀!明るくきれい
moto g66y 5Gのインカメラは、明るく鮮明な写真が撮れます。以下は、屋外と屋内で撮影した作例です。
3,200万画素と高画素なだけあり、案内柱の小さな文字までしっかり捉えています。ぬいぐるみの細かな毛羽立ちも、自然です。
前モデルと比べると、その差は歴然です。moto g66y 5Gは細部の描写や被写体の輪郭をしっかり捉え、より鮮明で美しい一枚に仕上がっています。
OPPO Reno13 Aとの比較では、どちらも十分満足な自撮り写真が撮影できました。moto g66y 5Gはやや暖色寄りの色味で補正は強すぎず、美しい仕上がりです。



自撮り撮影は、驚くほど明るくきれい!友達や家族との思い出写真におすすめだよ!
moto g66y 5Gのカメラは風景や自撮りなど普段使いに強い
ここまで、moto g66y 5Gのカメラ性能を徹底レビューしました。前モデルからの進化点は、以下の3つです。
moto g66y 5Gの進化点
- Sony LYTIA 600センサーの搭載
- マクロから超広角カメラへ変更
- インカメラが3,200万画素に倍増
筆者がmoto g66y 5Gを使い込んで感じた良い点、惜しい点は以下です。
- 風景撮影は白とび・黒とびが少なく、自然な色合い
- マクロ撮影が得意で、近距離撮影でもくっきり美しい仕上がり
- インカメラは明るく鮮明で満足できる
- 超広角は広範囲を捉えるが解像感は低め
- 0.5倍ズームはノイズやデジタル感が目立つ
- 暗所はノイズが強く、ズームでは色にじみも出やすい
moto g66y 5Gは手ぶれ補正非対応ですが、実際の撮影ではブレにくく、日常のワンシーンをきれいに残せます。明るく自然な色味に仕上がるので、風景や旅行のスナップ、自撮り中心で楽しむなら十分満足できます。一方、デジタルな印象を受けるシーンや、暗所でのノイズが目立ちやすい点は「惜しい」と感じました。



AIに頼りたい、本格的な夜景を撮りたいなら物足りないかも。コスパ重視で普段使いに強いカメラが欲しいなら、moto g66y 5Gはおすすめだよ!
moto g66y 5G を最安値で購入する方法
moto g66y 5Gは標準価格3万円台とリーズナブルですが、さらに低価格で購入可能です。moto g66y 5Gの最安値は、以下が最新です。
販売サイト種別 |
moto g66y 5G 4GB RAM 128GB |
moto g66j 5G 8GB RAM 128GB |
---|---|---|
キャリア 一括販売価格 ※1 |
ワイモバイル 15,120円 |
IIJmio 30,800円 |
キャリア 乗り換え(MNP) ※1 |
ワイモバイル 24円 |
IIJmio 9,980円 |
ショッピング サイト 新品 ※1 |
- |
Yahoo!ショッピング 31,000円 |
ショッピング サイト 中古品 ※1 |
- |
Yahoo!ショッピング 28,644円 |
(更新日時:2025/09/04 06:00) ※1 税込み、送料込み、通信プラン別、還元ポイント別(キャリアにより異なる)(イオシスは送料別) ※ 当サイトでは、調査対象としたショップ/キャリアの比較結果を「最安」、「最安値」と表現しています。調査したショップ/キャリアはこちらのリンクから確認できます。 |
上記の価格はいずれも送料込み、税込み、通信プラン費用、特定条件での割引キャンペーンを除いた価格となります。



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定期的にチェックしていますが、価格は時間単位で変動します。そのため、上記に掲載した価格が正確で無いことがありますが、ご了承ください。
本記事を踏まえつつ、購入方法を詳しく検討するなら、moto g66 5Gを安く買う方法を参考にしてください。