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ScanSnap iX1600徹底レビュー!クラウド時代のスキャン環境を実現する高速スキャナー

ScanSnap iX1600で実現するクラウド時代のスキャン環境とは?
当記事には広告が含まれますが、消費者庁および国民生活センターの情報を参考に、広告ポリシーに基づいて作成しています。
  • ScanSnapで紙をサクッと電子データ化したい
  • ScanSnap iX1600ってどんな感じ?
  • ScanSnap iX1600のメリット・デメリットとは?

既に10年以上愛用している筆者にとって、ScanSnap(スキャンスナップ)は今や無くてはならないデジタルデバイスです。

ただし、さすがに11年前に購入した ScanSnap S1500 では性能不足が否めなくなってきました。そこで今回、最新機種「ScanSnap iX1600」に新調しました。

新調した我が家のScanSnap iX1600。白い筐体なのもオシャレで、妻からの評判が良いです。
新調した我が家のScanSnap iX1600

この記事では、最新機種「ScanSnap iX1600」に買い替えた結果、旧機種より良くなった点をお伝えします。

もし購入を検討されている方は、以下の記事も参考にしてください。

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目次

ScanSnap iX1600 概要

「ScanSnap iX1600」は富士通 PFU ドキュメントスキャナーのフラグシップモデルです。

ScanSnap iX1600 (高速毎分40枚/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応/USB接続/フラグシップ/書類/レシート/名刺/写真) (White)
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主な特徴は下記の通り。

・ScanSnap史上最速の毎分40枚の高速スキャン。パソコンはもちろん、スマートデバイス接続時も安定した高速スキャンを実現します。
・簡単操作のタッチパネルを搭載 。目的に応じたアイコン(プロファイル)を選んでスキャンするだけの直観操作。 アイコンは保存先やファイル形式などユーザーにあわせてカスタマイズできます。そのためチームで使用するときも簡単便利。タッチパネル上でユーザーを簡単に切り替えることができ、自分だけのプロファイルを迷わず選べ快適にお使いいただけます。
・クラウド保存もワンタッチ!Wi-Fi(2.4/5GHz帯)対応でスキャナーがPCやスマートデバイスとワイヤレスでつながるだけでなく、インターネットにも直結。文書管理、名刺管理、経費精算や家計簿などの多彩なクラウドサービスへの保存もタッチパネルからワンタッチ。
(以下略)

Amazon | 富士通 PFU ドキュメントスキャナー ScanSnap iX1600 (ホワイト/両面読取/ADF/4.3インチタッチパネル/Wi-Fi対応) | 富士通 | パソコン・周辺機器 通販

公式には色々ありますが、筆者が考える主な特徴は以下の3つです。

  • 毎分40枚の高速スキャン
  • タッチディスプレイ操作
  • Wi-Fi対応

これに加えて、古い機種から考えると次の機能も個人的には役立ちます。

  • レシート読み取りでのZaim連携
  • ScanSnap Homeでドキュメント管理
  • ScanSnap Cloudで直接クラウド連携

ScanSnap iX1600の読み取り速度は速いのか

ScanSnap iX1600のスキャン速度は、300dpiで毎分40枚と公式では紹介しています。

しかし、実際のところ、どれくらいの速さかは数字では分かりにくいですよね。

そこで、筆者が今年3冊だけ購入した書籍のスキャンをテストケースとしてご用意しました。

筆者が実際に設置しているScanSnap iX1600。写真は名刺・レシートガイドを装着している構図です。
筆者が実際に設置しているScanSnap iX1600

新書

まずは、筆者がいつも勉強させてもらっている、フィナンシャルプランナー 風呂内亜矢さんの新刊です。

講談社+α新書
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こちらの新書は、次のスキャン条件となります。

サイズ新書サイズ
ページ数192ページ、つまり96枚の両面
※表紙ほか含まず
カラー白黒
解像度スーパーファイン(300dpi)
読み取り条件

実際のスキャンの様子は以下をご覧ください。

動画で分かる通り、だいたい約1分半で完了しました。

想定よりもかなり速くて、だいたい毎分60枚となりましたね。

サイズが小さく、白黒での読み取りということもあって速かったのかもしれません。

また、新書や小説は重なりが発生しにくい紙質なので、スキャンが失敗しにくいのも良かった原因でしょうか。

雑誌

普段の筆者は雑誌を読まないのですが、3Dプリンタの特集ということで特別に購入した雑誌がこちらです。

2021年 10 月号
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こちらは次のスキャン条件となります。

サイズ雑誌サイズ
ページ数212ページ、つまり106枚の両面
※表紙含む
カラーカラー
解像度スーパーファイン(300dpi)
読み取り条件

このような条件でスキャンした結果が以下の動画です。(1:35以降)

動画の通り、だいたい約2分20秒で完了しました。

こちらも想定より速くて、だいたい毎分45枚となりました。

ただし、途中で重なりが発生したり、多すぎてページ送りがうまくいかなかったりしてタイムロスがありました。

そう考えると、実際にはもう少し速かったということになります。

経験上、雑誌は重なりが発生しやすい紙質なので、スキャンが失敗しやすいのですが、それを差し引いてもスキャン速度の速さを感じることができます。

大型単行本

最後に、いつもお世話になっているグルドン/Backspace.fmの1人、ITmedia 松尾公也さんの新作著書です。

「推しの本は電子書籍ではなく紙媒体で購入した方が貢献できる」という話を聞いたことがあって、こちらも書籍で購入しました。

こちらのスキャンは次の条件となります。

サイズ大型単行本サイズ
ページ数256ページ、つまり128枚の両面
※表紙含まず
カラーカラー
解像度スーパーファイン(300dpi)
読み取り条件

このような条件でスキャンをすると、以下のようになりました。(04:00以降)

こちらも動画をご覧いただいた通り、だいたい約2分40秒で完了しました。

やはり想定よりかなり速くて、だいたい毎分54枚となりました。

今回は重なりこそ発生しませんでしたが、途中のページ追加でタイムロスがあったりしたので、実際にはもう少し速かったということになります。

それを差し引いても公称値より圧倒的に速いのはなぜでしょうね?

結論

ScanSnap iX1600

公称値 毎分40枚より速いことがある。つまり、期待以上に速い!

ただ、使い込んで劣化していったり、メンテナンスを怠ったりすると、速度が遅くなっていく傾向にあります。

過度な期待は禁物ということで。

ScanSnap iX1600はホントに便利か

ScanSnap iX1600の良いところは読み取り速度だけではありません。

むしろ、筆者は読み取り速度以外の機能目当てに刷新しました。

そこで、筆者が便利だなと思う主な機能を以下でご紹介します。

Wi-Fi接続

ScanSnapシリーズで唯一 iX1600はWi-Fi接続に対応しています。

正直なところ、筆者はこの機能を目当てに購入したと言っても過言ではありません。

なぜなら、ルーターに接続さえすれば、あとはScanSnap iX1600に家庭内の機器から利用できるようになるからです。

単にケーブル無しでPC接続できるだけ、というわけではないのです。

Wi-Fi対応は、PC以外で利用可能にすることを意味するわけです。

もちろんPCからも、今までのようにScanSnap管理ソフトウェア「ScanSnap Home」を使って接続や操作の管理が可能です。

この他に、ケーブルでの接続が無くなったことによるメリットは次の通りです。

  1. 家庭のどこにでも置けるようになる(=PCのそばである必要がない)
  2. ScanSnapを持ち運べる(家庭内 もしくは テザリングで家庭外)
  3. ScanSnapから直接クラウドサービスにデータ転送する(クラウド連携)

スマートフォンでスキャン

こちらのアプリを使ってWi-Fi接続すると、スマートフォンからScanSnapを利用することが可能です。

パソコンを殆ど使わない妻に便利な仕組みです。

これでレシートやプリントを自力でスキャンしてくれるようになることを期待したいところ…(まだ習慣にはなっていないのが残念ですが)

このアプリとWi-Fi接続のお陰で、筐体をPC周辺以外に配置できるようになったのはScanSnap iX1600の大きな躍進と言えると思ってます。勝手に。

クラウドサービス連携でZaim連携

先程のScanSnap Cloudを利用すると、ScanSnapから直接クラウドへデータ送信できるようになります。

ScanSnapからDropboxなどのクラウドサービスに直接保存できるので、非常に便利なわけです。

ただ、Zaimヘビーユーザーの筆者としては、大量に溜まったレシートをスキャンして直接流し込めるようになった方が嬉しい使い方です。

まだあまり活用できてはいませんが、会計サービス「freee」とも連携できたりするのも便利そうです。

電子帳簿保存法を念頭に、これから積極的に活用したいところ。

ScanSnap iX1600のイマイチなポイント

ここまで良いところばかり紹介してきた ScanSnap iX1600ですが、当然イマイチなところもいくつかあります。

Kofax Power PDF Standard が使いづらい

付属する純正ソフトウェア「ScanSnap Home」や「ScanSnap Cloud」は、それなりに使いやすいです。

しかし、取り込んだPDFファイルを編集するために標準添付された「Kofax Power PDF Standard」…使いづらい!

起動が遅い、動作が重い、注釈機能が使いづらい と3点そろってイマイチです。

以前はAdobe Acrobat の Standardライセンスが標準添付されていましたが、今は無くなっているのが残念です。

取り込んだPDFファイルの編集作業は、下記のソフトウェアを別途購入した方が良いと考えた方がよいでしょうね。

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価格が高い

どう言いつくろったところで、ScanSnap iX1600はフラグシップモデルですから、ScanSnapシリーズの中で最高級モデルです。

執筆時点では、単体で40,000円以上は確実にかかります。

この価格に見合うかを厳密に考える人は、購入を躊躇しがちです。

もちろん下位モデルもあるわけですが、残念ながらWi-Fi対応が無かったり色々と機能不足になりがちです。

もし1円でも安いモデルを購入したい場合は、下記の調査結果を利用していただくと良いかも知れません。

ScanSnap iX1600は買いなのか

ScanSnap iX1600は買いだ!というのが筆者の結論です。

どうせScanSnapを購入するなら、高速スキャンとWi-Fi対応のメリットだけでも充分に満足度が高いと考えます。

また、これまでにご紹介した特徴やメリットに加えて、下記の点が挙げられます。

  • ScanSnap Homeで管理するプロファイル機能が便利すぎ
  • ScanSnapは長く使える(旧機種は10年以上使い続けられた)
  • スキャン速度が速い、だからスキャンの面倒くささが減る
  • Wi-Fi対応でPC不要な家電として扱える
  • 自炊レシート管理には必要不可欠
  • 2022年に改正される電子帳簿保存法対応に最適

「これから自炊始めようかな?」「確定申告に必要な書類をドンドン電子化したい」「自宅の紙を全部取り込みたい」といった人は、購入して間違いないと思います。

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価格が気になる方は、下記の記事をご覧いただくと良いでしょう。

紙の電子データ化をガンガン進めたい人に、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

最後まで読んでいただいて、誠にありがとうございました。

ScanSnap iX1600のよくある質問

Q&Aのイメージ画像

ScanSnap iX1600のスキャン速度は?

公式発表では300dpiで毎分40枚です。しかし、実際はもっと早かったです。新書で約毎分60枚雑誌で約毎分45枚大型単行本で約毎分54枚という結果になりました。各リンク先で、動画付きで紹介しています。

ScanSnap iX1600を使うメリットは?

主なメリットは以下の通りです。各リンク先で詳しく紹介しています。

その他のメリットは「ScanSnap iX1600は買いなのか」で紹介しています。

ScanSnap iX1600はパソコンなしでも使える?

毎回パソコンを起動させる必要はありません。アプリ「ScanSnap Cloud」を使ってWi-Fi接続すると、スマートフォンからScanSnapを利用することが可能です。詳しくは「スマートフォンでスキャン」で紹介しています。

ScanSnap iX1600の発売日は?

2021年1月22日です。毎分40枚の高速スキャン、タッチディスプレイ操作、Wi-Fi対応などの特徴があります。詳しくは「ScanSnap iX1600 概要」で紹介しています。

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いつもの 匠
ITエンジニア歴18年のガジェット系ブロガー。 Apple製品/スマートフォン/イヤホンなどのガジェットと便利な家電に散財しつつ、3Dプリンタで作った物をSNS投稿するのが趣味。自らが便利だなと感じたことは、誰かにシェアせずにはいられない性格。 このサイトに掲載した情報が少しでもお役に立てば幸い。 (English OK) もっと詳しいプロフィールを見る
いつもの匠
ガジェット研究家
本サイトを運営する、ITエンジニア歴19年のガジェット系ブロガー。Apple製品/スマートフォン/イヤホンなどのガジェットと便利な家電に散財しつつ、3Dプリンタで作った物をSNS投稿するのが趣味。自らが便利だなと感じたことは、誰かにシェアせずにはいられない性格。このサイトに掲載した情報が少しでもお役に立てば幸い。
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